殺人までさせないバーの危機管理

OGAWA

2022年2月12日 12:21

#二俣川のバーで殺人事件があり、
ニュースとなって各局で放送されました。

殺人の起きたバーの場所

事件の現場となったお店は、
#二俣川銀座商店会にて、
かつて自分が営んでいた場所です。

昼にも、夕方にも、 #二俣川のバーで殺人のニュースが各局で流れお店の外観を見た方々からニュースを見たとのご報告いただきました。話題提供ありがとうございます。

みんなで楽しんだ場所が
このように報道され悔しいし、悲しいです。

起こるべくして起きた事件

同じ場所でバーを経営していた
自分の雑感を申し述べさせていただきますと、
事件は未然に防げたと受けとめています。

まず #傳田貢士の名前を見て、
この人だったらやりかねない、
と思いました。

家内からは、
店で口論になって人を殺すものなのか、
といわれましたが
世の中には、酒が入ると言動が荒くなり暴力的に変わるタイプの人間もいます。

交通事故も人間の操作ミスで起きています。
お酒も提供する側の操作ミスがありえます。
#人は凶器になりうると心得ておくべきです。
#酒類を提供するなら特にです。

それがゆえ #相互監視社会を実現させるべきだというのが持論です。

バーを経営する側は
雰囲気作りを優先し、
安心安全な楽しい空間にお金を払っていただくこと考えねばなりません。
雰囲気を乱す人は店側としては帰ることを促し、
人柄を把握して
お店に入れないようにするのが賢明です。

人を見極めて、事件を起こしかねない人に事件をおこさせないようにするのがやさしさです。誰もが楽しめる空間をつくるために、誰も加害者にも被害者にもしないことを心がけるべきです。

今回の犯人は、私のお店でも店内でトラブルを起こしたことがありました。

事件を起こすタイプの人は帰れといっても帰ることはありませんので、今回のような事件になる前の段階で、警察に通報し身柄を確保してもらいます。

その時の逮捕容疑は
かけている眼鏡をとりはらったことによる暴行罪でした。

その時はその後のことを考慮し、店舗を利用しないことを条件に被害届を取り下げたため事件化までにはいたりませんでした。
それ以後、私のお店には近づくことはありませんでした。

店舗運営をするうえで危機管理は大切

yahooニュースやYouTubeのコメントには、店舗側がかわいそうだといった書き込みも散見されますが、自分はそうは思えません。事件になる前に対応できたと思います。口論が始まってから事件となるまで、具体的には直接体に触れるまでには段階があります。

自分なら口論になった時には、お互いに共感できるように口をはさみおさめますが、解決しないならすぐ通報し身柄を確保してもらえるようにします。

暴行は直接、体を痛めつけなくともよく、酒や水を浴びせかけるといった有形力の行使でも暴行としてあつかってくれます。椅子を倒した程度でも器物損壊としてあつかってくれる場合もあります。バーを運営するならどの段階で警察に連絡を入れるべきかは危機管理として当然知っておくべき知識と思われます。

ずるいことを考えると害悪をひきよせる

それ以前に店舗を休業させるという選択肢もありました。
自分だったら休業をしていたことでしょう。

#神奈川県は #まん延防止等重点措置の実施区域になっているうえ、
事件の起きた夜は大雪予報もあり同じ商店街でも
複数の店舗が雪予報のため休業していた日でした。

事件のあった店舗はそのような日に
深夜まで営業をしていたということです。

同じ商店街の人が言うには、事件当日は看板の電気もついてなくて暗幕で中が見えなかったとのことです。周囲に休業店舗が多い商店街の中で密かに営業をしていたわけです。その秘密営業で引き寄せられた来店者同士で深夜２時にそのような事件が起きたということは #協力金の不正受給すなわち #協力金詐欺をしていたことが想定できます。

それがため協力金がもらえなくなることをおそれて通報が遅れたのではないかということも考えられます。

ずるい考えがあると悪いことを引き寄せます。
自分の利益を優先すればその報いを受けねばなりません。

被害者は命を落とし、加害者は殺害者として生きていかねばならなくなりました。

お店側がきちんと危機回避をしていれば、
みんなが嫌な思いをせずにすみました。