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【目印を見つけるノート】312. 音楽とTシャツのアイデンティティ

三寒四温というにはまだ早いでしょうか。寒いですね。

通勤電車で1ヵ所だけ富士山ビューポイントがあるのですが、今日はバッチリ見えました。

上の子が『推し』(2次元アイドル)のバースディを祝って写真をSNSにあげたようですが、そのためのケーキのご相伴にあずかりました。

漆黒のケーキ。

この黒はイカスミですか。カカオの黒とは比べ物にならないほど黒い。ここまで黒いケーキをいただいたのは初めてです。ゴス系かデスメタルか😅

いくつになっても新しい経験はできるのだなと感じました。

いくらしたのかしら🤔

そういえば、もうすぐバレンタインディですね。木曜の祝日に下の子となにがしか作る予定ですが、わたしはどうしようかな。おともだちにも会えないし、延期かな。
さびしいよう😢
会いたいな。

⚫Tシャツのアイデンティティ

「推し」の話が出ましたので、私も負けずにしましょう。

キャラクターのグッズ市場はすごいなあと思います。アニメイトさんなどに付き合いでいくと、百花繚乱という感じでめまいがしそうです。子どもは缶バッジを購入してよく交換しています。たいていは何が入っているか分からない仕組みになっているので、「推しではない」ものを「推し」と交換するのが一般的なようです。
それぞれレートがあったりもして、たいへん複雑怪奇です。あのレート付けるのは株価なみに複雑ではないですか。たいへんそう。

『プロ野球チップス』でたまたまカープの選手が出たと大喜びしてnoteにあげる私は子どもっぽいのかなと思います。
ああそうか、昔からある取引ではありますね。『マルベル堂』のプロマイドとか『きいちのぬりえ』とか、書くことが昭和ですね。

この種の取引はネットと相性がいいのでしょう。

私が買うキャラクターグッズは、バンドのTシャツぐらいでしょうか。それも、全部はちょっと厳しいので、買えるときにちょこちょこと。

中学生の頃はレッド・ツェッペリンのラバープリントがあるトレーナー(スウェット)を持っていました。この頃、このようなグッズは音楽雑誌に広告を出している通販で買うか、お店で買うほかなかったです。お店も少なくて、神田小川町の『ロック座』か原宿、種類はないけれどアメ横かぐらいでした。ただ、好みのものがあるとは限りませんでしたし、何より高かったです。

それらは主に海外アーティストのものでした。ハードロック&ヘヴィメタルが王道だったかな。あとはSTONESですか、ベロマーク。STONESは強いなあ💪

日本のアーティストのものは……印象的なのは1980年代半ばになるかと。

THE BLUE HEARTSでしょうか。
甲本ヒロトさんや真島昌利さんはミュージシャンや文学モチーフのTシャツを着ていました。ブルースのアーティストだったと。文学は中原中也さんやジャック・ケルアックさん。オリジナルだと思うのですが、とてもカッコよかったです。
また、モッズシーンの方々も60年代の雰囲気がよく出た服を着ていらっしゃいました。そのふたつが日本での印象的なアーティスト発ファッションだったように思います。既製のものとはちょっと違う、という感じです。

そうですね、ヴィヴィアン・ウェストウッドがマルコム・マクラーレンと組んで世を席巻したお店の辺り(WORLDS END)に通ずるところがあるのかな。
その説明はこちら。
https://www.viviennewestwood-tokyo.com/blog/240

一時、『Never Mind The Bollocks』(Sex Pistols)や『White Riot』、『London Calling』(THE CLASH)などパンクのジャケットモチーフのTシャツはスタンダードでしたね。あ、ユニクロでも出ていましたね。
それよりはるか前の当時はパンクもヘヴィメタとTシャツで共存していたなあ。Tシャツをカッコよく着るというのではパンクスの方がカッコよかったかも(主観)。アイデンティティ的な薫りもしました。

ということで1曲。
THE CLASH『London calling』

そう、音楽発のファッションはアイデンティティかもしれません。

今はアーティストのTシャツ、ライブやフェスやコンサートに行ったら売っていますね。デザインも多種多様ですが、私などはツアー日程が書いてあるような、文字だけのTシャツがカッコいいなと思います。
でもそんなに持っていないのです。

私の好きなTHE GROOVERSさんのTシャツはいつもデザインが凝っています。パロディだったり、ユーモアだったり、風刺だったり……カッコよさの内に秘めた何かがあります(ときどきおもしろい)。センスいいですね。
個人的に特にセンスがいいなと思うのは地味なようですがロゴタイプ(フォント)。見るたびに、「今度はこれで来たか~」とつぶやいて、音楽はフォントで語れるかもしれないと思ったりします。

「それならなぜ、着てこないの?」とライブで会う人に言われそうですが……。

「着るのがもったいない」というほかに実はひとつ大きな理由があります。
どことはいえませんが、
パッツンパッツンになるのです😭
笑わないで~😣

落語ならば見事な「さげ」ですね。

ああ、『勝手にしやがれ』のジーン・セバーグのように、ヘラルド・トリビューンの白のTシャツやボーダーのトップスをカッコよく着こなせるようになりたいです。
憧れなので、予告編を引用します。

うっとり(* ´ ▽ ` *)。

それではまた、ごひいきに。

尾方佐羽

追伸 ちょっとへこんだ1日でした(仕事以外)。
Tomorrow is another day.
(by スカーレット・オハラ)
😊😊😊😊😊


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