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【目印を見つけるノート】567. クロッパーさんでなきゃ

雨です。
けさはこちらを聴いていました。ポジティブな歌詞ですね。
STEVE CROPPER『Far A Way』

今年の4月に出たソロアルバムからでした。

きのうがギタリストのスティーヴ・クロッパーさんの80歳のお誕生日だというのを思う余裕がなくて、今日にずれこみました。お誕生日おめでとうございます。

STEVE CROPPERさんというと、Booker T.&the M.G'sのこの曲を最もよく聴きます。
Booker T. & The M.G.'s『Green Onions』

何かこう、聴いているとライブが始まる前の気分になりますね(主観)。うきうきしてまうでや(愛知県風の言葉)。幕間の音楽として使われることがあるのです。クールでカッコいい曲です。

私はこの曲が好きです。
THE BLUES BROTHERS『I Can't Turn You Loose』

これはホーンが前面に出つつもギターやベースのこう、ノリのいい演奏が最高です。
同じ曲ですが、こちらが元です。
クロッパーさんです。
OTIS REDDING『I Can't Turn You Loose』

1960年代、MG'sさんはSTAXレーベルの多くのアーティストのレコーディングに参加していました。専属バンドということですね。ですので、挙げたら……引用します。

オーティス・レディング、サム&デイヴ、アルバート・キング、ジョニー・テイラー、エディ・フロイド、ステイプル・シンガーズ、ウィルソン・ピケット……Wikipediaより引用

クロッパーさんはギターを演奏するだけでなくて、プロデューサーでもあり曲の提供もしています。
ウィルソン・ピケットさんのこの曲を共作されました。
WILSON PICKETT『In The Midnight Hour』

レコード会社の専属ミュージシャンというと、どこか自由がないような感じもします。ただ、STAXレコードというと素晴らしいR&Bの名手揃いで触発されることも多かったと思うのです。ですので、「これやって」と振られるだけではなくて、共同作業の意味合いが強かったのではないかと想像します。信頼、かなあ。積み重ねてきたものや、個性への信頼。ホーンセクションがメインでもしっかり存在感を残していたりする。
クロッパーさんのギターは超絶技巧ではなくても「この人でなきゃ」という何かがあるように思えます。
「この人でなきゃ」という感じ。

詳しくないのにあまり書くとボロが出ますのでこの辺りで。私は好きです、ということで。

今日は1アーティストでいってみました。
それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

追伸 ワイヤーで何か作りたいと思って、モールで練習しています。これは全部クリスマスの飾りに足そうかと😅
無駄にはしません😊

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