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【目印を見つけるノート】303. 龍のかたちの雲と太古の記憶
空ウォッチャーの肩書をつけようかと思う昨今です(冗談です😅)。
肩書……。
就職・求職するときは経歴などを書かないといけませんが、創作それじたいにはいらないかなと思います。
例えば、ミケランジェロの学歴を知りたい人はそれほどいないでしょう……彼は長くメディチ家のお抱えでした。普通に聞けば鼻高々になるような名誉ですけれど、結果的には足枷だった。
ミケランジェロは創作を愛していて、名誉だのはかなり優先度が低かったのです。そうでなければ、5mもある男の彫像などは作れないでしょう(ダヴィデ像のことです😊台座も含む)。
⚫龍の雲
さて、今日は雲の写真。
最近の、龍の雲に見えたものを。noteでも検索してみましたが、出していらっしゃる方が結構いらっしゃるようですね。見たいという方も多いのでしょう。それでしたら、よろしければ、ぜひどうぞ。
もちろん、見えたのは主観ですので、ご了承の上ご覧ください。
1月8日の撮影分。
お見送りしたくなるような後ろ姿。
頭上をおわたり、という感じです。
電信柱に焦点合いすぎです😅
1月21日の撮影分。
これは出しましたね。顔のアップのように見えます。
1月25日の撮影分。
通りがかりに東京大神宮で撮ったものが主です。この数葉は特に説明を加えません。
蒲田にもいました。
⚫龍に関して思うこと
龍というのは中国の四神の一で、日本では神様のお使いとして、西洋では聖書にも出てくる伝説の生物です。ファンタジー小説では必須というか、象徴的な存在でしょう。
私はもうひとつ思うことがあります。
恐竜のいた時代、龍のような生き物は実際にいたと思います。爬虫類のヘゲモニーでしたから。今もさまざま骨格標本は残っていますが、地肌の色や固さ、軟骨や毛がどうだったかということまでは解明されていなかったと思います。
恐竜でも最も大きかったのは首長竜と分類された種ですが(40mまで、巨大になりました)、その背の高さの大半は長い首でした。それがすなわち、今私たちが描く龍の姿になるかは分かりませんが、そもそも首長竜の本当の姿も確定できてはいないのです。
トリケラトプスのフィギュアを見て、「ああ、サイのご先祖」とパッと思ったりしますが、龍のご先祖もいたのだと思います。それが人間の古い古い記憶に刷り込まれていて、今も生きていると思うのです。ユングのいうアーキタイプ(元型)のようなものでしょうか。
これだけ具体的に姿が残っているのは、人間にとってよほど関わりの深いものだったのかもしれません。
そのように考えて、しみじみと眺めたり見送ったりしています。
⚫そこで今日の1曲
久しぶりに聴いてみました。
DRAGON ASH『陽はまたのぼりくりかえす』
いいですねー。
私はこの曲で初めて知ったのだと思いますけれど、それまでのバンドとはまた違う新しさを感じました。ミクスチャーというのでしたか、でも混ぜるだけではなかった。バンド名もですが、ことばのセンスも素敵だなと思いました。
それではみなさま、よい週末をお過ごしください。
尾方佐羽