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【目印を見つけるノート】470. ひとり旅の原点は高崎行き

7月16日(金)梅雨明けだったようです
きのうのことを書いています📚

5時起床、仕事に行きました。
普通に終わりました。
最近、さっぱりしていますね。

このような時期に、遠くへ行きたい欲が増しています。行けないから仕方ないのですが、遠くへ行きたい欲は今に始まったことではないのです。

子どもの頃は東北本線の上野からそう遠くない駅が最寄りでしたので、想像が飛びました。飛ぶでしょう。東北本線は最長盛岡まで行くのです。最寄り駅は高崎線も通るので高崎にも行けるのですが、「黒磯」行きというのを見て、海へ行くのかと想像が混乱していました。東海道線に「大磯」というのがありますから。どうも栃木方面で感覚がぐにゃりとするような……しばらくは海沿いを行く常磐線と混同していました。ややこしいことに、常磐線の駅も近くにありました。
結論、黒磯に海はない。
(後年、栃木の方と仲良くなりましたので、その辺りはすべてクリアになりました。めでたい)
写真はイメージです。

そのように黒磯はちょっと謎だったのですが、高崎は想像ができたので小学6年生のときに一人で乗ってみました。遠くへ行きたい小学6年生って、マズイでしょうか。なぜ6年生かというと、子ども運賃で行けるからです。いくらだったか。3,000円ぐらいおこづかいを集めて持っていったのかな。たぶん、小学生片道1,000円は全然しなかったはず。

長距離電車で知らない町に行くのは初めてでした。ちょっと怖かったけれどすごくワクワクしました。確か、籠原から先はドアが手動になると書いてあって、「開けられなかったらどうしよう」とかなりビビりました。今でもその名残があって、手動のドアを見るとドキドキします。

そう、途中までは普通の町の景色なのです。
でも、大宮を過ぎると地名がだんだんアウェーな感じになります。地名のアウェー感って分かりづらいでしょうか。自分の範囲から出ているというのが近いでしょうか。北本、鴻巣、吹上、行田、熊谷、籠原、深谷、岡部、本庄、倉賀野、高崎。飛ばしていますが、こう、初体験の駅のホームをまじまじと眺めていました。駅間は、山手線とかに慣れていると長いですね。
山が見えるようになると、
「あ、山だ」とワクワクしました。もう群馬に入る頃だと思うのですが、すごく爽快でした。
結局、高崎で降りてどこに行ったというのはなく、駅前を少し見て、だるま弁当を買って帰りの電車に乗りました。手元不如意ですし、観音様は車窓から見えました。観音様のあるところも知らなかったのに、だるま弁当は知っている。不思議ですね。
帰りはだんだん暗くなっていましたので、ぼんやり車窓を見ながら帰ってきました。

その頃は長距離電車ってオレンジに緑がデフォルトでしたけれど、今はどうでしょう。
この写真は、京都ですね。

その後、一人である程度はどこにでも行けるようになり、新幹線や飛行機も使うようになりました。でもやっぱり、電車の移動がいちばん好きです。車も好きですけれど、免許を持っていないのです。
最初の長距離電車がいい感じだったのが成功体験で、一人旅が大好きになったのかもしれませんね。

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

追伸 「あ」と気づきました。ありがと❤️
追伸2 最近の加工技術はすごいですね。

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