「幸せな仕事はどこにある」を娘にプレゼントしたら、戻ってきたLINEのメモ
株式会社秤の小川と申します。2024年6月に「『その決定に根拠はありますか?』確率思考でビジネスの成果を確実化するエビデンス・ベースド・マーケティング」を出版しました。エビデンス・ベースド・マーケティングを『実践法』に落とし込んだ書籍です。USJを再生させた成功事例とともに消費者行動の数式などを紹介した確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力や、ブランディングの科学 誰も知らないマーケティングの法則11で紹介された法則や数式を96.6万人の調査で確認し、使いやすい方法に体系化しています。
このnoteで紹介するのは同じ時期に発売された井上大輔さんの書籍「幸せな仕事はどこにある」です。氏は主に外資企業でマーケティングの実績を積まれた上で、今はソフトバンクに在籍されています。講演や寄稿も多く有名なマーケターです。
「マーケティングの本質」がテーマ
マーケティングには様々な業務があります。有名ブランドのグローバルCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)も動画のクリエイティブ・ディレクターもマーケターです。管掌する領域と責任が大きいのは前者です。マーケティングに関わる人の多くは専門的な役割を担う後者です。私もマーケティング戦略に役立つ分析を担う専門家で後者です。25年位マーケティングに関わってきましたが、私はこの様に考えています。
手段に関わる人も戦略に関わる人も、どちらにも「戦略思考」は重要
コミュニケーションの手段に特化するクリエイターなどの専門家も、優秀な方ほどブランドの背景を理解し、目的の解像度を明確にして戦略を整理してから、はじめて企画を考えます。優秀な方ほど戦略に介入します。書籍の中で出てくるマーケティング戦略に関わるテーマは以下です。
この本を読めば、これらの要点を掴むことができます。マーケティングの「戦略思考」の心臓と言える内容です。「USJを劇的に変えた、たった一つの考え方」の著者の森岡毅さんの考え方を参照すると、
この書籍のテーマは主にWHATとWHOに対応するものです。マーケティングの戦略支援でもっとも大きなテーマとして経営者から相談されるテーマはWHATです。自社ブランドの本質的なWHATを何にすべきかはとても重要なお題です。この書籍では非常にわかりやすく表現されています。
娘に初めてプレゼントした書籍
私には社会人4年目の娘がいます。彼女が就職活動を始める頃から広告・マーケティング業界のことを聞かれることがありました。戦略思考の本質がテーマになっているこの書籍を初めてプレゼントしました。数日後に、こんなLINEが届きました。
彼女なりに、この本から得た学びと重要ポイントをメモしたようです。よくまとまっていると思ったので彼女にnoteの下書きを確認してもらい紹介させて頂きました。
戦略思考を養う「幸せな仕事はどこにある」
戦略思考を学び、自分にとっての「幸せな仕事とは何なのか?」をみつけたい方に、おススメさせていただきます!
戦略思考に役立つエビデンス・ベースド・マーケティング
消費者行動の法則など様々な状況化で共通する法則やメカニズムを意思決定に活かすエビデンス・ベースド・マーケティングが注目されています。しかし、使いこなしている方はほとんどいません。汎用的な使い方を具体的に提示しているものが殆どないのです。この課題に対応する為、現場で汎用的に使える方法を紹介する書籍を出しました。科学的なマーケティングに興味のある方は是非Amazonページをご覧ください。
確率思考の活用法(エビデンス・ベースド・マーケティングの要諦とは)
戦略を導くための確率モデルの活用法を学ぶことができるオンライン講義も2時間1,000円で開催しています。
日経クロストレンド連載記事より
テレビCMは売上に貢献しているのか マーケ施策の効果をMMMで分析:日経クロストレンド(この記事は2024年10月26日 8:39まで無料登録せずに読めます)