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GoogleのSTADIAが歩む未来を予想します

僕はGoogleのSTADIAについて、大きく発展すると予想しています。

その経緯(の予測)を順に説明すると、

1. iOSおよびAndroid向けのゲームが「ついでに」STADIAにも展開される。

2. 操作の遅延があまり気にならないゲーム(ターン制のゲームやTCG,非リアルタイム戦略ゲームなど)において、インストールやアップデート、データダウンロードなどのゲーム体験を損なっている部分が解消されているSTADIA上で他プラットフォームより優位に立つ。

3. 技術の進歩により遅延が少なくなるに従ってリアルタイム制のあるゲームについても順次STADIAが他プラットフォームより優位に立つ

大雑把にこんな感じ。

GoogleはすでにGooglePlayというプラットフォームを運営してますし、支払いについての仕組みはそちらを使用していれば動くようにしてくると思います。

となると、ゲーム企業はAndroid向けに作ったゲームを「ついでにSTADIAにも」リリースしない理由はないです。

むしろ、GooglePlayストアにゲームを公開する際にチェックボックスの設定ひとつでSTADIAにも展開されるようにしてくるかもしれません。

そうして全てのスマホゲームがSTADIAで動くようになっていき、操作の遅延があまり気にならないゲームから「STADIAでいいじゃん」となるユーザが増えていくでしょう。

AppStoreやGooglePlayストアなどスマホゲームの主流プラットフォームは、「アプリのインストール」「アップデートをインストール」がうっとおしい、という致命的な欠陥を抱えています。

また、クライアントの改造やクライアント - サーバ間の通信改ざんなどによるチート行為によるゲーム企業とユーザ双方の不利益も問題です。

STADIAではそれが、ない。

僕は、現状でもほとんどのスマホゲームはSTADIAでいいと思っています。

グラブルだって、ボタンを押す度にページ読込の通信と待ち時間が発生していますね。100ms程度と言われているSTADIAの操作遅延なんか話にならないレベルの待ち時間があるグラブルのようなwebゲームでさえ、あれだけ遊ばれて、あれだけ売上がある。

ということで、スマホゲームを起点に現在でもSTADIAがプラットフォームとして機能し、勝てる見込みがある。

少なくとも僕は、グラブル、ロマサガRS、FGO、FEヒーローズなどはSTADIA上で遊びたいし、ハースストーンやシャドバ、テキサスホールデム(ポーカー)などのカードゲームも STADIA上でyoutuberと一緒に遊びたいです。

スクエニもクラウドゲームを展開しようとして失敗した経緯がありますが、彼らは最初からFF13やラストレムナントのようなハイエンドゲームのクラウド化を目指したので失敗しました。

スマホゲームからやるべきだったんです。

スマホゲームなら低品質回線でもクラウドゲームで十分遊べるものがあるし、十分な売上が見込めます。

そうしてプラットフォームとして開発者にもゲームユーザにも広がっていき、売上もそれなりの規模になり、そうして5年10年と経つうちに各国の通信インフラが進歩していき、併せてリアルタイム制の高いゲームも徐々にSTADIAで実用レベルで動くようになる。

僕はSTADIA、来ると思います。





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