水泥棒に飽きて 梨木神社
暖かくなってきて,京都の水道水をそのまま飲むことに抵抗を感じるようになる季節。かといって500mLのミネラルウォーターのために100円玉を手放す気分にもならない季節。
そんな時期に重宝するのが,附属図書館のウォーターサーバーだ。いつでも絶妙な温度でちょろちょろと水を出すその佇まいは,京大のオアシスといっても過言ではない。私自身,水を汲むためだけに図書館に入ることもしばしばである。わざわざ学生証を取り出してゲートを通り,水を汲んで足早に出ていくまでの一部始終を見ている者などいる