尾形政幸(樹木医)

樹木医の尾形政幸です。身近に生えている樹も、樹木医目線で見てみると普段は気づけない面白い‘‘木のキモチ‘‘が見えたりします。生まれ育った宮城県大河原町の一目千本桜を中心に活動していきます。お問い合わせmail→ogata.m.treedoctor@gmail.com

尾形政幸(樹木医)

樹木医の尾形政幸です。身近に生えている樹も、樹木医目線で見てみると普段は気づけない面白い‘‘木のキモチ‘‘が見えたりします。生まれ育った宮城県大河原町の一目千本桜を中心に活動していきます。お問い合わせmail→ogata.m.treedoctor@gmail.com

最近の記事

一目千本桜の地で新品種あれこれ 2024年4月13日up

4月2日に最終審査があり、新品種と認定されました。詳しくは「新聞掲載等」コーナーの13日付河北新報記事で説明しています。 3月23日は白石川河川敷にて町民一斉ゴミ拾いが開催されそのあとに今年は新品種桜苗の植樹会が行われました。白鳥団地前では2年前に発表した「大河原紅桜」を宮城県農業高等学校科学部の皆さんの指導で上川原地区の皆さんたちが植えてくださり、対岸のパーク駐車場では今年名前が付いた「おおがわら千年桜」を柴田農林高等学校千桜部の皆さんが指導者となり上大谷1区の皆さんたち

    • 一目千本桜の地で生まれた新品種 2024年10月26日up

      おおがわら千年桜 オオガワラセンネンザクラCerasus’Ōgawara-sennenzakura’ 2024年4月正式発表 この春から大河原町の一目千本桜の仲間入りをした新品種です。昨年から外部に依頼して品種同定調査を進めた結果、新品種であることが確定し地元紙にて発表しました。 さらに11月には日本櫻学会にて文献としての発表を予定しています。 外観は次の通り。概要については次の大河原町広報誌「広報おおがわら」1月号「花は桜木」をご覧ください。当HP「一目千本桜の地で新品

      • 自己紹介

        はじめまして、樹木医の尾形政幸です。 現在、「大河原町樹木医」として活動中です。 樹木医ってなんだろう?と不思議に思う方もいるかもしれませんが、 『木のお医者さん』です。 身近に生えている樹も、樹木医目線で見てみると普段は気づけない面白い‘‘木のキモチ‘‘が見えたりします。 生まれ育った大河原町の一目千本桜を中心に、これから活動していきます。 <プロフィール> 1957年大河原町生まれ 日本大学卒業 農業高校教師 令和元年度から 樹木医(登録第2984号) 令和

        • 新聞掲載等 2024年10月26日まとめてup

          (2024年10月26日up)今年で2年目、金ケ瀬中学校1学年生徒によるSGDz関連の実習が白石川堤であり、桜の害虫駆除や活力剤散布を行っていただきました。これはその時の様子で7月23日付けの河北新報記事です。生徒の皆さん!有難うございました。 (2024年4月13日up)4月13日付けの河北新報に掲載されました。 (2024年4月12日up)3月24日付けの読売新報に「大河原生まれの桜植樹」という見出しで掲載されました。 (2023年11月25日up)11月25日付け

          尾形流 一目千本桜の開花予想 2024年4月12日up

          <2024年 開花予想を終えてのまとめ> 3月1日予想との比較では開花日は4日のズレ、満開日は5日のズレ 3月15日予想との比較では開花日は2日のズレ、満開日は3日のズレでした。 またのご利用をお待ちしております。有難うございました。 2024年 開花予想(3月15日発表) 3月15日時点でのソメイヨシノの予想開花日(大河原町)をお知らせします。 開花日:4月1日 満開日:4月7日 ①開花の計算方法と引用先: 600度の法則による 2月1日から3月15日 農研機構(

          尾形流 一目千本桜の開花予想 2024年4月12日up

          病害虫防除 2024年5月7日up

          (2024年5月7日up)ケムシが発生する季節になりました。桜と言えばアメリカシロヒトリですね。 防除適期は今年の場合、1回目が6月1日、2回目が8月4日です。昨年と比べると10日早い発生になります。5mmぐらいの幼虫がまだ白いクモの巣状の袋の中にいるときに防除するとダメージが最小限で済みます。 詳しくは下の資料をご覧ください。 (2024年3月9日up)桜の幹にキツツキが開けた穴。中のカミキリムシ幼虫を狙ったのでしょう。順番的には最初に木口から菌が入り「腐れ」を起こし、そ

          病害虫防除 2024年5月7日up

          桜のせん定 2024年3月9日up

          (2024年3月9日up)弱り切った桜を回復させるため「頂芽優勢」、つまり真っすぐに立つ1本の枝では先端の芽から伸びる枝がもっとも強い成長を示し、側芽や側枝では成長が抑えられるという性質を利用します。 この写真は剪定の例ですが「立枝」が1本見られます。普通は「むだにながいえだ」(徒長枝)として切られる枝ですが残しています。また下垂枝についても斜め上に枝をつくるようにします。 写真の枯死木の方は高いところが枯れて危険になったので伐採しました。切断面を見ると木材腐朽菌いわゆるキノ

          桜のせん定 2024年3月9日up

          困ったら「樹木遺伝子保存110番」2024年3月9日up

          各地の巨木や名木をクローン増殖させてお返します。困ったときは「樹木遺伝子保存110番(尾形樹木医事務所ogata.m.treedoctor@gmail.com)」までお気軽にご相談ください。(2024年3月9日up) 仙台市の三神峯公園で「松月」というサトザクラの一種が枯死寸前とのことで近くその遺伝子を繋ぐべく接ぎ木増殖することとなりました。 今日から台木種のオオシマザクラを圃場で掘り上げるなど準備を始めています。 (2023年3月14日up) 宮城県の事業ですが当事務所は

          困ったら「樹木遺伝子保存110番」2024年3月9日up

          大河原町樹木医の業務 2023年5月24日up

          (2022年12月18日up)自宅からスマ

          大河原町樹木医の業務 2023年5月24日up

          県内業務(個人・みやぎ樹木医会など)2023年5月7日up

          県内業務(個人・みやぎ樹木医会など)2023年5月7日up