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ザ・ノンフィクション感想。原田浩司(ウクレレ高円寺)にやられる

10/6放送の、ザ・ノンフィクションをTVerで見ました。すごく惹き込まれました。

ザ・ノンフィクション
あきらめない僕たちの歌 ~今夜も歌い 叫ぶわけ~


お互いに支え合いながら毎日を生きる男女がいる。夫婦でも恋人でもない二人の不思議な関係・・・ さん(37)が長年、特別な思いを寄せるのが、学生演劇時代の先輩で5歳年上の舞台女優・帯金ゆかりさん(42)。彼女には夫がいるが、その夫も公認で週に3日は一緒に過ごす間柄だという。 仕事の傍ら、ライブハウスのステージに立つ原田さん。歌うのはすべて「帯金ゆかり」のこと。それは彼女へのラブソングであり、応援歌だ。コロナ禍に重いうつ病を患い、一度は「生きることを諦めかけた」という原田さんだが、帯金さんの生き方に救われたという。道半ばで演劇を諦めた自分とは違い、脚光を浴びることはなくても、いまだ舞台に立ち続ける帯金さん。「こんなふうに諦め悪く生きていきたい」そんな思いで原田さんは、今夜も「帯金ゆかり」の名を叫んでいる。 一方で、帯金さんにとっても、原田さんの存在は、演劇の道を“諦めない”原動力になっていた。「自分が演劇を続けることが、原田の人生を支えている」 そんな中、原田さんは、新たな挑戦を始めた。それは、キックボクシングの試合に出場すること。「弱い自分を変えたい」・・・本格的なトレーニングと減量の日々が始まった。 一歩でも前に進もうともがき、互いに支え合いながら生きる、ちょっと不思議な男と女の愛の形を見つめた・・・

TVer ザ・ノンフィクション あきらめない僕たちの歌~今夜も歌い 叫ぶわけ~

オススメなので、見られるうちにぜひTVerでご覧ください。


夫婦で一緒に見ていたけど、ふたりとも、釘付けになってしまいました。視聴直後に、夫婦でポッドキャストで語り合いました。


ザ・ノンフィクションらしく、人間を見せてもらったという感じです。

「夫婦でも恋人でもない二人の不思議な関係」と番組紹介文にありますが、人間関係というものを突き詰めて考えると、それらはすべて唯一無二の私とあなたの関係です。夫婦とか恋人とか友人というラベルは便利ではあるけれども、100組の男女がいれば、そこには100通りの関係性があります。

ノンフィクションに出演していた、原田浩司さん・帯金ゆかりさんの関係は、そこに名前をつけるのは難しいものの、互いに強い影響を与え合っている唯一無二の関係でした。

原田さん・帯金さんは、社会の一般常識にとらわれず、自分たちがたいせつにしたいものを手放さず、たいせつにしようともがいているように見えました。

原田さんのライブハウスでの表現には、最初は戸惑いも覚えましたが、終始、惹きつけるものがあり、番組を見終える頃には、原田さんや帯金さんという人が、とても好きになっていました。

原田さんのライブ、聞いてみたいです。



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小笠原 隼人
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