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PIVOT『社長改造』という最高の番組。本音をさらけ出すことで組織のエネルギーが回る。
PIVOTさんの人気シリーズ「社長改造」の新作が出た。めちゃめちゃおもしろかった。
出演された明石ガクトさんのnote(12000字)も合わせて読むのがオススメ。
『社長改造』は佐々木紀彦、黄皓のあとに続く出演者がおらず、まさにハンターハンター並みの連載ペースとなっていた。
成長していく事業とは裏腹、僕らはバックオフィスに悩んでいた。シンプルにメンバーが定着せず、新規の採用がエージェント経由であってもうまくいかないという状態。減りつつ / 増えないのだから、小学生でも結果はわかる。それは管理部門全てがゼロになる、ということだ。
心当たりをあげれば、それは色々とある。
例えば、メンバーの仕事を適切に評価し僕や他の部門に対してアピールできるようなマネージャーの不在であったり、当社でキャリアアップしていく道筋が提示が不十分だったり、そういった枝葉の話というのはいくらでも列挙していけるだろう。
だが、それらは根っこの部分として社長である僕の身から出たサビであり、それは即ち、僕が変わらなければこの状況を打開することもできないことを意味していた。
そうして、藁にもすがるような気持ちでPIVOTにメッセージを送ったのだ。
社長が本音で生きていると組織にエネルギーが回る
番組を見て刺激をもらい、「今以上に、もっと自分自身がやりたいことをやって、元気な組織にしていきたいな」と思った。
小規模組織であればあるほど、社長のエネルギーがきちんと回っていると、組織にも良いエネルギーが回りやすい。逆もまたしかり。
エネルギーが回るための前提として、社長が自分自身に正直に、本音で生きていることが必要と思う。
会社経営をやっている中では、ついつい、自分をよく見せようと偽ったり、本当はやりたくないけどやりたいフリをしたり、べき論で意思決定したりして、ちっちゃな嘘が積み重なっていく。
1つ1つの嘘は小さくても、その積み重ねで事業や組織が形成されていくと、もう本音を出すのが怖くなってしまう。というか、何が自分の本音なのかも良く分からなくなってくる。
ちっちゃな嘘をつくのも、そのときは、せざるを得ない事情があったりもする。特に事業立ち上げから間もなかったり、キャッシュがギリギリだったりすると、つべこべ言わずにやるしかないことの連続だったりする。仕方ないこととも思う。最初はやりたくなかったことが、後々やりたいことに変わるということもある。
でも、ある時点で「あー、もう、このままじゃ無理ー」という、何らかの絶望に直面したときには、自身と向き合って自己変容することが必要になる。
不本意な現実に直面したとき、多くの場合は、外側に原因を求めてしまうが、今回、明石ガクトさんは自分に原因を求めて、自ら社長改造に申し込んだ。とても勇気が必要だったと思う。
本音を出せる場をつくりたい
対象は社長に限らずだが、本音で自分の気持ちを言える場、お互いを理解できる場を創るのが、自分がやりたいこと。
最近だと、以下の記事に書いたが、やっぱり対話の場をつくることに対しては、自分のエネルギーが高まる。
現在の仕事や組織でも、一定程度、そのやりたいことはできているのだけど、べき論を振りかざしたり、ちっちゃい嘘をついている自分もいる。
いきなりすべては変えられないが、時間をかけて、本音のエネルギーを回せる組織にしていきたい。(毎日のnoteやpodcastで発信しているのもその一環)
今日から下半期。半年後には、ちょっとは生まれ変わっているんじゃないかと自分と自分の会社に期待している。
(追記)
晩ごはんを食べながら、奥さんと一緒にもう一度みて、さらにポッドキャストで感想を語り合いました。
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![小笠原 隼人](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86256144/profile_df9b2e4da1afde616450bafd83ce16b5.jpg?width=600&crop=1:1,smart)