移住10年。会社設立5年。38歳。私の福島ライフ
9/2、誕生日でした。38歳です。お祝いいただいた皆様、ありがとうございます。
そして8/1には、福島に移住してちょうど10年、会社設立して5年だったので、そちらの所感も含めて書いてみます。
2012年に東京から福島に引っ越したときは「とりあえず半年くらい」のつもりでしたが、気づいたら10年が経ちました。
成り行きで立ち上げることになったエフライフも、5年続けることができました。
本当に福島に来て良かったです。
この10年、友人・一緒に働く仲間・取引先の皆様・お客様などとの出逢いに恵まれ、充実した日々を送ってこれました。
仕事では、自分の実力以上のことに挑戦する機会を何度ももらってきました。
「もうダメだ」と思ったときも、その都度、助けてくれる人が現れました。
皆さんのおかげで、エフライフの代表として、今日もこうして打席に立てています。
「たいせつなものをたいせつにして生きていくライフスタイルを福島から拡げていく」が、エフライフのミッションです。
微力だけど、無力ではない。
愛と勇気を持って、たいせつではないことを手放し、よりたいせつなことにエネルギーを注いでいきたいと思います。
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■もう少し、具体的な話
地域も自分もよりハッピーでいられるため、38歳の今、意識していることを3つ書きます。
1つ目は、心身ともに健康的に、幸せを感じながら過ごすこと。
だんだん40歳も近くなってきて、無理がきかなくなってきました。生活や仕事などすべての土台である健康をしっかりと。主に食事と運動面を。
そして、日々、良い仲間、愛する家族がいて、美味しいものが食べられる幸せをしっかりと享受して、感謝をし、ゴキゲンな状態で日々を過ごしたいと思います。
2つ目は、本質的な価値提供をしながら強いビジネス(=収益性の高いビジネス)を創っていくこと。
「大きく儲からなくても、自分たちらしいサービスをやって楽しめて、地域にもプラスになって、結果、赤字でなければ良いや」という感覚で、設立3期目まで一応の黒字でやれていました。
しかし、コロナ禍の2020年度で初めて大赤字を経験し、大きく反省しました。赤字は辛いです。自分も一緒に働く仲間も取引先もお客様も幸せにできません。
「ちょっとやそっとでは揺るがない、継続して大きな利益を出せる強い会社にしていこう」という気持ちが強まりました。
そして、利益は安定の土台とするだけでなく、生み出した余剰利益を次の世代に渡して、新しい事業を立ち上げ、事業の数と規模が成長するのに比例して、「たいせつなものをたいせつにして生きていくライススタイルが福島から拡がること」を目指します。
(社会起業家の集まりである『ボーダレス・ジャパン』さんが、みんなで作った利益を次の社会起業家に渡す『恩送りのエコシステム』というのをやっていますが、いずれそういうのがしたいです)
目下やることとしては、fukunomoを中心とした自社EC事業をしっかり伸ばしていくこと。
前職から数えると8年ほど福島県産品のECをやっていて、伸びる糸口を見つけられずにいました。
ただ、飲食店を2つ失い、「もう、ここはECを伸ばすしかない」と、背水の陣でマーケティングをがんばったら、この2年で一気に伸びてきました。
まだ強いビジネスとは言えないくらいの規模ですが、福島を代表するブランドを創れるよう、ここでアクセルを踏んでいきます。
一緒にやることに興味ある方お問い合わせください。
3つ目は、移住支援を通して、福島で幸せに暮らせる人を増やしていくこと。
東京から福島にやってきて10年、たくさんの素晴らしい人やできごとと出逢うことができました。
10年前の自分がそうだったように、福島に来て良いチャンスと巡り会える人が、山ほどいるはずです。
福島の素晴らしいヒト・モノ・コトを県外の人に知ってもらい、福島と繋ぐことは、自分のライフワークです。
9/22(木)と、10/23(日)には、東京で、そんな素晴らしい福島の人たちを集めて、移住セミナー「はじめよう、私とふくしまの小さな物語。」をやるので、私の話を確かめにぜひお越しください。
ということで、38歳もどうぞよろしくお願いいたします。