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東北・みやぎ復興マラソン2024の振り返り

本日、走ってきました。東北・みやぎ復興マラソン2024

記録は、4時間57分58秒。

目標としていた4時間30分切りをかなり下回る結果。
タイムとしては、目標に届かなかったのですが、無事に完走もでき、出場して良かったと思えた大会でした。

忘れないうちに振り返りを。

■出走前
10月がかなりの体調不調で、練習がほぼできず。7日しか走れていませんでした。

そして、10月21日くらいから続く風邪(喉の痛み)がなんだかんだでレースの前日まで続き、出走自体も危ぶまれたものの、なんとかギリギリで走れるレベルには持ち直せました。不安もありましたが「今できるベストを尽くそう」と前向きな気持ちで本番には臨めました。

■スタート~10km
今回が3回目のフルマラソン大会出場ですが、過去2回に比べて、出走者が非常に多い大会だったからか、号砲が鳴ってからスタートラインを超えるまで、3分40秒程度かかりました。

目標タイムに合わせて、だいたい6分20秒ペースを保てればと思っていましてが、序盤のペースは順調です。

ただ、9km地点くらいでプチトラブル発生。乳首がやたらこすれて痛いと思ったら、ゼッケンを止めていた安全ピンが、ちょうど両乳首の真上にあったことに気づきます。痛みを誤魔化しながら走ったものの、「これは最後まで持たないな」と思い、少しコース脇に出て、安全ピンを下にずらしました。
次回以降、前面のゼッケンはお腹の前あたりにつけるのを必須にすると誓います。

序盤は仙台のまちなかを走ります

■10km~20km
乳首の痛みもなくなり、ペースも割と順調。少し先にいる4時間30分のペーサーの様子を見ながら、余裕を持って走ります。景色がとてもきれい。風も強かったですが、気持ち良かったです。

■20km~30km
引き続き、ペーサーの様子を見ながら順調に走ります。途中の沿道の応援が本当にありがたかったです。エイドのフード・ドリンクにも元気をもらいました。仙台牛タンと笹かまのエイドがあったのですが、これはめちゃめちゃ美味かったです。「走り終わったら、ガッツリ牛タンを食べに行こう」と心に誓いました。

途中まで順調だったのですが、28kmくらいから様子がおかしくなります。ふくらはぎがピキピキと痙攣しはじめ、30km地点くらいでついに足を攣ってしまいました。

20km少し超えたところで奥さんが撮ってくれた写真。このときはまだ余裕がありました。

■30km~40km
32kmくらいまでは、まだ目標タイムになんとか到達できるようにがんばろうと試行錯誤していましたが、ちょっとペースをあげるとすぐに足を攣りそうになってしまいます。

ゆっくり走る→足がけいれんしてきたら歩きに切り替える→完全に痙攣したら立ち止まってストレッチ

という展開に。キロペース6分20秒程度で走っていたのが、キロペース9分~10分程度になってしまいました。目標タイムを4時間30分切りを諦めて、5時間切りに変更しました。

足の痛みがきつい中、後半はとにかくエイドの存在がありがたかったです。「ゴールまであと10kmか・・・」と思うと遠いのですが、「次のエイドまで2.5kmか。よし、まずはそこまでがんばろう」と、小さな目標達成の積み重ねをすることで前に進めました。

35km地点の前には、復興のシンボルの「千年希望の丘相野釜公園」があり、そこで立ち止まって両手を合わせて祈ると、少し活力が出てきました。

■40km~42.195km
最後くらいはしっかり走ろうと思いましたが、なかなか足が思うように動かず。ラスト1kmくらいはなんとかいけるかと、がんばって走ってみたものの、残り500mでどうしても足が動かなくなり、立ち止まってしまいます。ただ、足を止めた瞬間、今日一番の筋肉の痙攣が起きて「痛ってー!」と声が漏れ、脂汗がでてきました。近くにいたスタッフさんが駆け寄って冷却スプレーをかけてくれて「あと500mだから、がんばってください!」と励ましてくれて、なんとか復活。そこから気合を入れて、ヨロヨロしながらもなんとかゴール。5時間を切ることができました。

ゴール直後
記念撮影ブース
応援してくれた奥さんと

■大会について
2300人を超えるボランティアの皆さん、地元の皆さんの温かさが伝わってくる素晴らしい大会でした。沿道の応援、エイドの皆さんの笑顔はやっぱりありがたい。お金を払って大会に出る価値はやっぱりこういうところにあると思います。走る前は「エイドの牛タンは、消化に良くないからタイムに悪影響なので食べない」なんて思っていたが、やはり食べたくなって食べました。めちゃめちゃ美味しかったです。それ以外のフードもすべて美味しかったです。ご馳走様でした。

Tシャツのデザインが気に入りました。雄勝石のメダルやバスタオルなど、フィニッシャーへの景品も豪華で、「東北・みやぎに来た思い出を良いものにして欲しい」というホスピタリティが感じられました。

■レース全体の振り返りと今後について
残念ながら、タイムは過去3回のレースの中で最も悪い結果でした。タイムを改善するには、練習量、練習の質を見直す必要があります。漫然と練習するだけでは、結果が出ないのだなと分かりました。

過去の大会出場と同じく、後半に足を痙攣するパターンを繰り返しているので、最後までしっかり走りきれるよう、対策が必要な気がします。

体調不良が続く中、なんとか出場できて、完走できたこと自体はすごく良かったし、満足感もありました。また、結果にこだわりすぎず「楽しむことを忘れない」と前日に方向性を決めて、苦しいときにそれを思い出したのも良かったです。しっかり、楽しめました。

今後は、とにかく、体調を崩さないことをたいせつにします。2月に出場予定のいわきサンシャインマラソンに向けては、風邪をひかないように気をつけつつ、練習メニューを組んでやってみます。


■オマケ
終わったあとは、閖上テラスに移動して、牛タン定食とビールをいただきました。

大会に出場した皆さんお疲れ様でした!
大会関係者の皆さん、地域の皆さん、ありがとうございました!



※このnoteは、「たいせつなものをたいせつにして生きていく」をスローガンに、福島県郡山市で株式会社エフライフを経営している小笠原隼人が、日々の気付きやできごとについて、毎日更新しています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

※ポッドキャストも毎日更新しています。noteと合わせてどうぞ。


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小笠原 隼人
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