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名倉山酒造さんの取材に行ってきました
昨日は、fukunomo2024年12月号の取材で朝から名倉山酒造さんへ。
会津若松市にある名倉山酒造さんですが、名前の由来となっている『名倉山』は、猪苗代町にあり、蔵から車でも20分かかる距離です。
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今回のfukunomo取材動画は、名倉山の前の撮影からスタート。霧がすごかったのですが、それはそれで幻想的な雰囲気の撮影ができました。
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ちなみに、なぜ、酒蔵から離れた場所の山の名前をつけたのかというと、かつて(たぶん100年前くらい)、会津若松で造ったお酒を、猪苗代のあたりまで売りにきたときに、名倉山の麓の宿屋に泊まり、朝、目覚めた時に目に入ってきた山の美しさを見て、お酒の名前に『名倉山』とつけたのが由来だそうです。
山の前での撮影を終えた後に、蔵へ移動しました。いりくんだ山道を走りましたが、「昔の人は、こんなたいへんな山道を、舗装もされていない中、車も使わずに、重いお酒を運んでいたんだなー。すごいなー」と思いました。さすがに人間が運ぶには坂道がきつすぎるはずなので、牛に引かせていたのかな。
名倉山酒造の蔵についたら、蔵見学→インタビュー→おつまみ選び。今期の酒造りもはじまっており、貴重な作業風景も見させていただきました。
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蔵見学のあとは、インタビューを経て、おつまみ選びです。蔵元の松本和也さんといっしょにお酒を呑みながらマリアージュするおつまみを選びました。たいへんだけど、一番楽しい時間です。
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今回のお酒はこちら。「会津士魂 純米吟醸 備前雄町」。
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知らなかったのですが、会津士魂は、早乙女貢さんという直木賞作家の方が書かれた文学作品から名前をとっているそうです。
ライフワークともされる『會津士魂』は、『歴史読本』誌で1970年から連載213回、原稿用紙7000枚に及ぶ全13巻の大作で、完結後の1988年に東京会館で完結祝いが開かれ、発起人遠藤周作、丸谷才一、森繁久彌はじめ600人近くの出席があった。明治維新後の会津藩士を描いた続編の『続會津士魂』全8巻も2001年に完結した。会津出身で渡米した桶屋の娘を描いた『おけい』(吉川英治賞候補)などの会津ものもある。
全13巻もあるとなると、なかなか手が出ませんが、興味深いですね。
おつまみ選び、今回も白熱しました。お酒もおつまみも本当に美味しかった。2024年を締めくくるにふさわしいマリアージュセットができそうです。
12月号完成まで2ヶ月弱ですが、良いものが創れるよう、がんばります。会員の方は楽しみにしていてください。
非会員の方も、そのうち、動画をYouTube視聴できるようになると思うので、チャンネル登録ぜひお願いします。
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