海暮れてパンダガモ(ミコアイサ)の鳴き声と、ほのかにコオリガモ

大木潤子『遠い庭』(思潮社、2023)の鳥、〔 〕ルビ、数字はページ
「暗い径〔みち〕で、鳥たちが
私の知らない歌を
鳴き交わしている」9
カワセミにも、いろいろなブッポウソウ(枝にコノハズク)
「鶏の
声のしなくなった
遠い庭」14
ペンギンが、ウグイスが一瞬ペンギンになった瞬間のペンギンだ(きのこ)
「鶏が
歩いている その
首の振り方が」19
ピアノの上に、金魚に似ているもの
「向日葵の
エプロンの裳裾を
小鳥が嘴で
引いている」24
ハトが、エビであるかどうか、その窓は光りながら言わない(テレビのようだ。アニメ)
「鳥が運ぶ
砂の影」26
あの恐竜の骨を、フラミンゴが見て写真のようだと歌ったり、ミミズクがモモンガだと思ったりする。クジャクを見ていた私
「「妙なこともあるものだ」と
鳥が言って笑った
金属が
音を立てて
形を変えていた」34
今日はケーキが、それから、アイスクリームと叫び。イグアナ舞う
「山の向こうに
鳥が鳴いて
逃げる合図だと思う」74
このような映画の昆虫も、翼竜
「ツーピー、ツーピー、と
鳥の声がして
それが人の声のように聞こえる」80
キツツキが木を見ているとき、キリギリスという、もの
「かわいそうに、鳥になった」80
イワシの群れ
「魚も、鳥もいないのであった
生きているものが何もなかった」91
カマボコであると思っていると、肺魚を食べるクチバシのような雀
「コヨーテが水を飲みに来て
梟が鳴いた」92
電気ウナギの水槽をピラニアが、銀色になって見たかった、そこにいるパンダ(とウニ)
「小さな鳥の足跡があった
並んで歩いていたようである」94
恐竜だと、石を見てアンモナイトが、線のように言っているリス
「鳥の声が
降るように聞こえてきて
ガラス玉の中に
閉じこめられる
その声の響きが
何重にも谺する」125
ワニの映画がいくつもあった(テレビで見た)とすると、ワニ(金属の、いくつかの角度の線)が飛んでいる。ツバメ。小屋にいれば、ピアノ安全
「鳥のいない空が、誰にも聞こえない
声で白い歌を歌う」129
海が暮れて、カモが古生代のカラス(白亜紀のカモメ)になって、ほのかに声が池にいるアケボノハゼ(ではない)

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