暗く、暗く
フランシス・ラッセル『デューラー』(坂崎乙郎 日本語版監修、タイム ライフ ブックス、「巨匠の世界」、1973)。99ページの大きな写真について、98ページに説明が「かけがえのない美術の至宝といえるもので、デューラー自身が彫ったと思われる版木である。」古い木の板が、インクをつけられて、暗く、暗くなっている。はっきりしないものの写真であり、説明の文がなければ、なんであるのか、わからなかったようである。98ページで、「この版木から刷られた版画」も、見ることができる(よかった)。このあと、(版木ではなくて)版画を大きく見ることができるページ(大判の本である)が続く
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