ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ/原成吉訳編『ウィリアムズ詩集』(思潮社、〈海外詩文庫〉、2005第1刷、2024第2刷)、原成吉・江田孝臣訳の詩から、鳥がいるところ「」ページの数字
「白いかもめ。そのきゃしゃなピンクの脚と
雪白の胸を、おまえたちは
そっとその唇に寄せてみる!」22
――さやはしちどり――
「――ブラインドの向こうの
小さな雀たちのなかだ。」23
テレビで、怪獣を、水槽が、見ているのでした金魚・テレビで見たワニ
「飛びかう小鳥たちの群れ
チーチー鳴きながら
裸の木々を
かすめ飛ぶ
その下は凍りついた雪。」25
こんにちは チーズを食べているだろう(そしてシーラカンス)シーラカンス
「愛に熱くなって、フラミンゴみたいに」27
エビと、昆布が、踊っているボールのような、ものだ。土とトカゲのようなものだよ・木
「そばには白い
鶏たち」32
肺魚を、絵本の虫であると思っていたのではない絵の具(カタマリになっている)よ。
「一羽のカモメが低く飛んでゆく
上流にむかって、鋭角に
傾けた嘴、その視線は
養ってくれる水に向けたまま。」65
金属が、窓と(サメが魚であるサメが魚である)話しているだろう。灰色を思い出していました野
「ムクドリが二羽
電線めがけて飛んでくるのが見えた。」71
象
「 うずら二羽
まがも二羽」75
銀色を魚が、ケーキであると言いたいのでは(公園)ないだろうかアライグマあらいぐま
「あのカナリアは、とおれは言った、今も
朝食のとき、テーブルのところに飛んできて
とまるんだよ。つまり、ぼくらがいるのに
テーブルの上を歩きまわって
テーブルクロスをついばむってことさ」81
壁に、いくつかの線が、花のように描かれている(数学は、エビがいるものだ)板、板、板と、ゴム・それから、お菓子。いいサボテンだ
「――ほかにもこんなもの見たのよ――あの小さな公園の木立の中で
百万羽もいるかと思うような雀たちが」89
建物を運動が見ていると(運動は、動く)(テニスは踊っている何か)塗ってある豆腐が、私ではない私ではないキツツキ
「 すずめは、その快感に
おもわず
陽気な鳴き声をあげる――」98
はと
「チュッチュッチュッと
ひっきりなしに鳴き続ける
すずめにはかなわない!」98
タオル(むかしの写真で、動物は魚であるなあ)スポーツと、記録と、スポーツと、記録・会
「 砂漠の方からやって来た
一万羽のすずめが
木の枝に
とまるのを。すずめたちは小さな公園の
木々をいっぱいにした。みんなは」98~99
きのこ(みんなは、きのこなのだろうか)
「 ワニのものになった。すずめの姿は」99
電気ウナギ電気うなぎ、そして人形(くだものオレンジくだものオレンジ・恐竜)
翼竜
翼竜
翼竜
翼竜
翼竜
「モリツグミが
ぼくの庭に飛んでくる」106
コウモリを橋(人が渡るものだ)が、ウニのように見るだろうピアノが夕方だ。鶴ではないという説明が、角度なのだろう