出藍の誉れ
牧野信司『新しい熱帯魚の飼い方』(日本文芸社、「ai books」)は、奥付のページに、いつの本であるか書いていなくて、カバーに書いてあったのだろう。こどものころの私は、本を、ていねいに取り扱っていなくて、カバーが失われた本が多い(すみません)。ネットで調べて、いつの本であるのか、いくつかの数字が出てきて、はっきりわからなかったけれど、1980年代の本であるだろうか。「ai books」は、奥付のページに、荀子『勧学』の「青は藍〔ルビ あい〕より出でて藍より青し」から命名した、と書いてある。そして、この、熱帯魚の本には、青い写真が多い。コロソマは72ページ(同じ「ai books」のシリーズに、他の人の、熱帯魚の本もある)