はっきりしていない幻想(ゴヤも)
岩崎美術社の「双書 美術の泉」は、30年くらい前(1990年代)に、私が行った新本の書店に並んでいることが、あった。今、見ると、印刷が今のものではないけれど、よかった昔(が、現実にあったのか)を思い出すことが、できるとも思える。シリーズの1冊『デューラーの版画』(ハインリヒ・ヴェルフリン 解説、海津忠雄 編訳、1976)も、印刷が今のものではなくて、はっきりしていない、と思うけれど、いにしえの版画だ、と思って見る。同じシリーズの『幻想の版画』(坂崎乙郎 編著、1976)、今、見て、はっきりしていない印刷だと思うけれど、それも幻想だろうか、たくさんの人の絵があって、デューラーの絵もある。ゴヤも
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