自分を変えて次のステージへ

令和3年9月23日 

 今の職場に異動になり6年目を迎えます。この5年間、毎年のようにきつい業務が降りかかってきてつらい、と思って日々過ごしてきました。子どもの世話も妻に任せっぱなしで申し訳なく、家庭との両立も日々模索の連続でした。そしてここ半年は特に、初めて責任ある立場になり、判断しなければならないことの連続で、膨大なプレッシャーがかかってきました。

 不十分な自分を見るのが怖くて、これまでの人生の中で、自分を見ようとして見てきませんでした。でも、最近の膨大なプレッシャーの中で、意図せず真剣に自分に向き合うことになりました。

 「時間の使い方」「業務の優先順位」を考えさせられる毎日です。私が勧め方を一歩間違うと、すぐに私だけでなく他者を含めた全体業務が滞ってしまいます。また、業務を「自分で抱えるか、他者に依頼するか」も考えさせられます。

ーそのような毎日の中で、

 怒られること、指摘されることを、極端に恐れる自分がいることがわかってきました。全てを完璧にやらねば自分が終わってしまうと思ってしまっている自分がいるとわかってきました。

 加えて、人に頼る=自分の甘え=その人に面倒をかけて申し訳ない という図式が自分の中にあって、抱え込んでしまうことが多いのだとわかってきました。
 
 周りの人に支えてもらいながら、慣れない立場での業務を何とかこなして、日々過ごしています。自分で抱えがちな私にとって、”人を頼る” ことは何たるか、経験させられている一年だと感じます。 自分の中で、”人に頼る” ことに対するハードルが高いと感じます。でも、そのハードルを勝手に高くしているのは自分であって、単にわからないことは聞けばいい話。無理なら無理といえばいい話のはず。

 そんな他者に頼れない自分であったとしても、間違いなく陰で ”人に支えられている” ということに、ようやく気がつきました。

 今の職場で務めるのもあと半年で、半年後には異動です。今日から自分の考え方を変えて、悩むくらいなら人に聞いて日々を過ごし、後悔が無いように務め上げたいと思います。

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