第1回「“春休みで差をつけろ!“教養強化落選合宿」参加者をば募集

外山恒一主催の「第26回教養強化合宿」に落選した。直接お会いした時は「会った以上は通さざるを得ない」と笑いながら言われたというのに!
だったら、教養と人脈など自分で作ってやる。
裏番組ならぬ、裏合宿だ!

 場所は長野県長野市のオルタナティブスペース。当然、女子部屋もある。

 期間は当然3月3日(金)〜12日(日)。3日の18時ごろに集合し、12日の朝解散する。もちろん、朝9時〜夜5時までの詰め込み教育が行われる。

 扱うテキストは外山恒一の『全共闘以後』と『大著『全共闘』』のnoteに上がっているもの。「教養強化合宿」でも扱う立花隆『中核vs.革マル』、絓秀実『1968』とする。基本的には、これまでの「教養強化合宿」で読まれた内容と同等のものを扱っていく。解説は昨年、絓秀実『小説的強度』の読書会合宿を主催した筆者が行う予定だ。

 3月1日(水)までを応募締切として、アジトの許容人数を超えていない場合は当日まで募集する。原則、落選者の合宿であるが、私も監視社会には反対だから、メールを覗いて「教養強化合宿」に落選したのかなど確認せずに、各自の自己申請に任せる。もちろん、「教養強化合宿」の合格者が今になって自主落選しても構わないし、選考の上で過去(何らかしらの合宿に参加したとか?)を深く詮索する気もない。仮に希望者が増えすぎた場合は、「教養強化合宿」同様に、こちらが一方的に選抜する。「落選合宿」からの落選者はさらなる落選合宿を作ればいいだけだ。

 主催者は左翼であるが、参加者の思想信条は豊富な方が良い。右翼もフェミニストもサブカル、ノンポリもこぞって参加して欲しい。しかし、ファシストに塩を送りたくない左派や保守派の諸氏が運動史を学ぶためには絶好の機会だろう。

 宿泊費は取らないが、食費は割り勘で、炊事をする担当者は今のところいない。当番制か惣菜を購入することとなるだろう。
 オルタナティブ・スペースを運営しているとはいえ、主催者は学生で金は無ぇし、書籍代(「教養強化合宿」同様、極力は主催者が用意する)や光熱費や布団を買うとなると大赤字だ。学生運動の盛り上がりを期待する方々には是非支援をしていただきたい。直接のカンパは「ゆうちょ銀行 記号12130番号71733691 オガワヒロキ」まで

 外山恒一が言うように「左翼思想を理解しておかなければ左翼運動史は理解できず、左翼運動史を理解しておかなければポストモダン思想のモチベーションが理解できず、ポストモダン思想を理解しておかなければとくに人文系の学生としてはお話にならない」のだろう。そのため、「教養強化合宿」の倍率が高くなることも何ら不思議ではないし、落選をごねたって仕方がない。今現在は資本主義の社会なのだから、需要には供給を持って答えるのがスジだろう。

参加希望者は軽い自己紹介を添えて、
ogawahiroki6.17@gmail.com
もしくは、Twitter
https://mobile.twitter.com/oganomushi
のDMで連絡を!

 ちなみに、3月17日〜19日には批評誌『ぬかるみ派』のメンバーを中心に「芸術運動研究合宿」がおこなわれる予定である。「教養強化合宿」参加者には「芸術運動研究合宿」の主催者の一人がおり、「教養強化合宿」でオルグした人を「芸術運動研究合宿」に連れてくる予定である。そのため、「落選合宿」参加者は1週間滞在期間を伸ばせば、「教養強化合宿」参加者と合間見えることとなる。
すなわち、そこで「教養強化合宿」か「落選合宿」どちらの教養が高まったのかが確かめられることだろう。


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