Eye～目

2024年8月18日 06:48

目は、口ほどにものをいう、だけではない。
本日もお目通し下さり光栄です、霊性を高め人間力を向上させる西陣の拝み屋　えみこです。本日8/18（日）は祇園エリートテラスに常駐します、ご希望の方はこちらからご予約ください。明日8/19（月）はオンラインのみご予約承ります。
予約は申請承認制です、希望のお時間までに予約承認と事前決済をお済ませの方のみご予約確定となりますのでお気をつけ下さい。お急ぎの場合や当日直前のご予約は公式LINEにてお問い合わせ下さい、よろしくお願い致します。ご予約はフォームより承ります。フォーム予約がよく判らない場合は、またはお問い合わせフォームをご利用ください。

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怒濤の神奈川3日の旅を終えて昨日京都へ戻ってきました。台風に突っ込む形で神奈川へ向かい、台風上陸前に静岡方面へ在来線で移動する大横断。14日の神奈川入の時点で16日の新幹線の計画運休が止まり、神奈川へ閉じ込められることが判っていました。それでも、どうしても行かなければならないスケジュールがあったのです。終ってみたらそれは、やっぱりどんな手を使っても見ておかなければならないものでした。

先日のダイアローグインザサイレンスで、「目で生きる」という言葉を教えて頂きました。その人たちが何を思い、また目という存在がどういう存在なのかも学んだ時間だった。本日はそんな「目」という場所についてのお話です。

○視えることを恐れるよう仕向けられた13年前○

「えみちゃんってさ、いつから視えてんの？」
よくこう訊かれます。そのたびに「視えないよ、聴こえるだけ」と答えてきていました。それが事実だったからです。しかし、正確には東日本大震災が起きる1年前、2010年ごろには「直接探査」というスペックの発現が始まっていました。直接探査とは、トランス状態（催眠状態）になることで視覚的になにか情報を得る能力のこと。現在ですとエドガー・ケイシー氏が能力者としては有名だと思います。最もケイシー氏の能力は「リーディング」としての認知の方が一般的で、直接探査という呼ばれ方自体滅多にしていないと思います。ケイシー氏は64歳でなくなるまで二万件を超えるリーディングを行っている、とされる記録がありますが、そこにはケイシー氏なりの条件をつけていたそうで。その条件がつくきっかけとなったのが彼が能力の重圧に耐えかねて葛藤した時期と、そこから脱却する際のとある確信が理由といわれています。

東日本大震災が起きたとき、えみこはこことよく似た場所を通りました。しかし、その道先案内人によって迷路に放り込まれ結果としてあの震災を機に視ることを放棄してしまった時代が長くあるのです。いま考えればあれは、えみこが視ることを恐れるように仕向けられていたのかも知れません。そして、そう導いたのは人の形をした異形のものであった、といまなら確信を持てるのです。

○冥王星が逆行を始めしとき、再び異形の者現る◯

近々公開予定のこちらの映画。いまから1983年に公開された里見八犬伝の原作が生まれるまでのお話です。いま考えれば、角川映画がえみこの原点かも知れない。狙われた学園に始まり、里見八犬伝に至るまで異形のものと悪、その構図がずっと人生にあったような気がする。そしてどんな正義で、どんな自分でそこに向かっていくのか。ただ、それを問われ続けただけのような。台風の最中の移動だったからか、本当にあり得ない形でJRに乗車する際に転倒。よくこの程度で済んだな、と思う打撲に遭いました。どうしたらそんなところを打つの？と、思うような場所の負傷にふと数年前に突然転倒し両膝を負傷。その後右膝がつけなくなった事故を思い出しました。当時龍神の舞を仕舞いで稽古中、その型に立て膝の所作があるため痛みが激しく稽古ができなくなり、結果稽古会本番で振りをすべて忘れる失態を演じたことがありました。

本当に悔しくて、落ち込むわたしを友人が竹生島へ連れて行ってくれました。以来いつか必ず再び龍神の舞を舞う、と決めていましたが、そのチャンスを得たのが今年の3月。しかし、今回神奈川へ戻るきっかけとなったできごとの影響で再び稽古ができない状態に。先月頭ようやく稽古を再開した矢先の今回の転倒事故、案の定やはり膝をつくと痛みが走る笑。前回ほど激しくはないので、しばらく様子を見ながら稽古していきます。むしろそこをかばう形で利き腕を大きく負傷した感すらある。その手には明らか人が握ったような跡が視られ、あぁ本当にお前なんて消えろ、と強く思う誰かがいるんだな。そんなことを漠然と考えたのです。その想いがこうして現実を作れるのならば、その相手はすでに異形の者に違いない。心からそう確信できる瞬間だった。

平成じまいの谷底である8月、ゲートが閉まるとき、在るべき場所へ人は戻される。在るべき場所へ在るべき様に整えられて戻されていく。きっと、えみこは視ることができるのだろうと思うのです。エドガー・ケイシーのように卓越した技術はないにせよ、直接探査というスペックの一端が使えることは事実な訳で。であるなら、きっとケイシーと同じように条件をつけてそのスキルを世に呈していくべきなのだろうな、と。ケイシー氏の条件、それは
「自分自身が人間的に清廉であること」「聖なる助けや導きを求めて懇願した人へ行うこと」のふたつ。上洛する少し前から透明になりたいと願い続けていたことの答えがここにある気がするから。

目は口ほどにものを言う。しかし、その言葉は異形の者には永遠に届くことがない。許しがたい行いに対し、どうしても異論を唱えたい場合どうするか。「目にもの見せてくれる」日本人なら目をそう使うのかも知れない。しかし、ケイシー氏の条件に則ろうとするならば、それさえも赦されない。だからこそ神のご加護として唯一、それに代わる術として神への信仰、神様への祈りが残されたのかも知れない。なんにせよ、視る以外なにも始まらない。この目で視る、仮にそこにどれほど残酷な真実が隠されていようとも逃げることなく。

本日の課題
・あなたは、視られても大丈夫ですか？

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