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waka1017
最近の心の声
間違えることは仕方のないことだと思います。私たちは機械ではありませんから、いちいち完璧を追い求めていたら、息苦しくなってしまいますよね。どんなに気を張っても失敗するときはありますし、それを許容できなかったら、自分自身を追い詰めてしまうだけだと感じます。
つらい状況が続いて、心が折れそうになったこともありましたが、「いつかは乗り越えられるはずだ」というほんの少しの希望があったからこそ、持ちこたえることができたのだと思います。どれだけ真っ暗なトンネルを歩いているように感じても、一筋の光が見えればなんとか踏ん張れるものです。もしその光さえ見えなくなったら、到底やっていけなかったでしょう。
正直なところ、いくら立派な学歴や地位を持っていても、一度も傷ついたことがないように見える人にはあまり魅力を感じません。痛みを知らないと、他人の苦しみを想像することが難しいのではないでしょうか。そんなわけで、私は目の前の状況だけを見て、自分を「幸せ」だとか「不幸」だとか即断しないように心がけています。後になって「あのときの苦しさこそが、今の強さを作ってくれたんだ」と思える瞬間が、人生のどこかでやって来るものだと思います。
結局、人間は苦難を乗り越えるために生きているようなものだと感じます。何もしないでただ生き延びるだけなら、自分の可能性にも目を向けなくなるでしょう。人生は驚くほど短いです。ちょっと物事がわかってきた気がしたときには、もうずいぶん年を取っていて、「ああ、もっと早く知っておけば良かった」と悔やむことが多いです。それなら多少のリスクや面倒があっても、やりたいことをどんどん試したほうがいいと思っています。
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