ワーク・ルールズ
「車輪の再開発」をしないためにたくさんの本を読もうをモットーに本を読んでおります。
おがじゅんです。
(https://twitter.com/junki0000)
備忘録のために書きます。
今回は「ワーク・ルールズ」
この本はGoogleの人事担当の本で世界最高峰の働く環境を提供しているGoogleの組織論について語っている本です。
その中の第1章を読んで心のノートに書くべきはこれだなと
「組織の生産性を高めるコツは性善説に立ち自由であること。」
自由とは、裁量を与えることである。
一般的に組織はマネジメントするもの、つまりは管理するものとされ、それがマネージャーの仕事でした。
しかし大事だったのは全くの逆。
自由にすることだったいう。おもろいですね。
マネージャーの仕事はなんなのか?
マネージャーの仕事は部下が最大限の力を発揮できるようにすることであり、あらゆる障害を取り除くことだと言います。
誰を雇うか、解雇するか、ボーナスをいくら与えるかなどの権限は個人やチームに渡すのか1番生産性があがるのだと。
なんとも皮肉な。
これってGoogleだけじゃないの?
→だけじゃないみたいです。事例載ってます。
とはいえその仕組み導入のための組織改編大変そう、、、
→「自由はFree」
自由な裁量を与えるのにお金はいらないとのこと。
ここからは見解。
たしかに、この考え方はこれからチームマネジメントする上で抑えておこうと思う。
ただ、「裁量」っていうのも難しくて、ここでやっぱり大事なのは「丸投げ」ではないことかなと。
ベンチャー企業でよくある「裁量」は「丸投げ」に近かったりする。
違いはなんだろう。
マネージメントの仕方
「部下が最大限の力を発揮できるように、困難を取り除く」
ここでしょうね。
「丸投げ」に起こりがちな「全て部下の成長になる」で片付けないようにしたいですね。
魔王を倒したいなら、すぐ後ろの魔王の城に行かせずに、最初の村ではスライムを出して、適度に倒せるボスを配置する。
部下が自己認識を誤っていたらどうすればいいんでしょう?
うーん難しい。とりあえず責任が取れるガンタダあたりでもぶつけてみて、ほらね?スライムから行こうぜ?ってやろうかね。
誰を仲間にして、どんなルートで行くかは任せる。適度に水先案内を置いて。
教訓
自分のサークルでの経験も合わせて、
自分流のマネージメント法として
「部下にやりたいことを示し、部下やりたいことを聞いて、方向性を合わせた上で、必要な裁量(お金、人事、権限)を渡し、不必要なものは巻き取る。逐一確認。」
で仮決定どうでしょう。
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技術とビジネスをつなげて世界をSFにしたい大学院生。AI関連、webアプリケーション(node.react.ROR)。現在、シリコンバレーでインターンしたいマン。