連結竈門 試作
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新米を炊く朝ごはん会に間に合わせるために、早朝から連結竈門の試作。
左でごはんを炊いて、右でお味噌汁を、なんならセイロも置いて蒸し野菜まで同時に作ることができるようにいろいろ試行錯誤してます。
以前はすべて独立した竈門にしてましたが、薪作りは重労働だし、エネルギーも最大限活用したいので同時調理ができるものをずっと考えてました。
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焚き口を閉じても薪が燃えるように基礎の台をグレーチングにしています。これが本当によく燃える!形が確定したら中を粘土で埋めて炎と熱の流れを調整していこうと思います。
また左右2個並べるメリットは他にもあって、ごはんを炊いて熾火にする時に、左の炊飯用竈門から薪を取り出して右にすぐに移動できること。これならごはんを蒸らしている間にお味噌汁が完成するんじゃないかと目論んでいます。
二連竈門の横にドーンとあるのはお味噌仕込みなどに使う大きな竈門。
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こちらは大きい方の竈門。耐火煉瓦を積み上げただけですがまったく問題なく使えるし、大活躍しています。
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写真の中サイズのセイロを使えば、1段で一度に5kgの大豆を蒸すことができます。2段で10kg。さらに大きい大サイズのセイロなら1段で10kg、2段で20kgの大豆を一度に蒸すことができます。わろうだを貸し出す時にはこのあたりの道具類も使ってもらえるように考えています。
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記事を書いている間にごはんが炊き上がりました!鉄の羽釜はアルミの羽釜に比べて熱の伝わり方がゆっくりなのであまり焦さずにごはんを炊くことができます。今回は4合と少なかったので難しかったですが、1升(10合)ぐらい炊くのには向いてます。しっかり乾燥した薪なら、薪の量も意外に少なくて大丈夫なんですよ。
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朝ごはん。いちじくの葉っぱで発酵させて納豆と青茄子が美味しい!朝ごはん会は11/12(日)に開催予定です。また告知しますね。