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座右の銘にしたい諺 その128

《令和6年10月11日(金)》

「待てば海路の日和あり(まてばかいろのひよりあり)」


たとえ時化(しけ・海が荒れること)が続いても、待っていればそのうちに必ず航海に適した穏やかな天気になることから、今は状況が悪くてもじっくりと好機を待てというたとえです。
昔の中国では、恵みの雨のことを「甘い露」と呼び、「日照りに苦しんでいても、耐え忍んでいればいずれ甘い露が降ってくる」という意味で「待てば甘露(かんろ)の日和あり」という諺がありました。
これが日本に伝わった時、「甘露」が日本人に馴染みがなかったので「海路」に変わったと言われています。

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小笠原正典
数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!