なぜエンジニア教育支援が始めたのか?何を達成したいのか?
2018年7月頃からmentaというサービスを中心に駆け出しエンジニアの方に向けて、開発やキャリアについてのメンターを行っています。手前味噌ですが、アドバイスさせて頂いている方々からの感謝の声を多く頂いておますが、日々自分の力不足を感じ、これからより一層価値提供をしていかなければと考えています。
私自身、経営陣の一人として会社ではCTO(技術責任者)としての責務もある中で、なぜ教育支援をさせて頂いているのか?という点について、そして教育支援の中から何を達成していきたいのかという点についてお話させて頂きたいと思います。
エンジニア教育支援を始めたきっかけ
新卒からエンジニアとしてキャリアをスタートし、今年(2019年)で約10年ほどこの業界に携わってきました。
まだ何も達成している訳ではありませんし、規模としても小さいながら、エンジニアから取締役CTOまで多様な役割を行ったなかで、「社会に価値を提供できるエンジニアの数が圧倒的に不足している」と感じました。
また、昨今プログラミングスクールやオンライン教材、youtube・twitterなどのメディアも私自身がキャリアをスタートさせた当時よりも圧倒的に増えている状況があります。
情報が増えたことにより、学習の第一歩を踏み出すハードルは確かに低くなっていますが、一方で多くの情報が増えたことによって情報の取捨選択が非常に難しくなってきていると感じます。
情報の中には、ある意味では情報商材のようなものもあり、例えば「未経験者でも1ヶ月間の学習で月5万円稼ぐことができる」などです。このような情報は確かに嘘では無いかもしれませんが、100人中1人〜2人ができる方法論になっていたりすることが見受けられます。
エンジニアは「お金の割が良い、時間・場所も選ばずに働くことができる」という点は否定はしませんが、エンジニアになることの本当のメリットは別のところにあると感じています。
エンジニアになることの最大のメリットは「社会に対して価値を提供しやすい」という点です。
その価値とは何なのか?どうやって提供するのか?という点こそ、駆け出しの時に学ぶべきものであり、実践を繰り返しながら研鑽していくものだと考えています。
価値の提供に軸足を置きながら、自分のキャリアを作っていくということについて助言をくれる機会はなかなか少なく、会社の中ですらそういったチャンスに巡り合わないことも多いのではないかと思います。
幸いなことに私自身はファーストキャリアから徹底してそこにフォーカスをさせて頂けました。
これらのことをサポートしたいという思いがエンジニア教育支援を行っていくきっかけとなりました。
エンジニア教育支援で何を達成したいのか
きっかけでもお伝えしましたが一番達成したいのは「社会に価値を提供できるエンジニアを一人でも多く育てる」ということです。
単純にプログラミングができることをゴールにするのでは無く、社会に価値を提供していくことをゴールとし、その中で技術・ビジネス・事業という手段を活用できるようになっていければ、結果として自分自身のキャリアに跳ね返ってくると考えています。
そのようにゴール設計ができると、様々な情報を取捨選択できるようにもなり、日々の学習・実践の精度が上がってくると考えています。
ゴールの設計はなかなか一人では難しいため、このあたりをしっかりとサポートしていきたいと考えています。
次に自分自身の成長です。
教育支援を始めてみた学びとしては自分自身が成長できるフィールドである点です。人にお伝えする前提で色々なことを学ぶことにより学びの角度は鋭角になっています。第一優先順位としてはサポートさせて頂いている方々の自己実現ではありますが、付随して自分自身もしっかりと成長していきたいという思いがあります。
最後に
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