楽園は千葉にあった｜房総半島旅行
先日、1泊2日で房総半島を巡ってきた思い出を写真とともに振り返っていく。
「千葉で旅行ができるの？」という人は多いが、千葉出身の私も千葉旅行はしたことがないので不安だったが、その不安を一蹴する最高の旅ができた。
Day1｜千葉から鴨川へ
今回の旅行は中学からの友達4人と一緒に。
初日は幕張からレンタカーを借りて君津で昼食、房総スカイラインで鴨川に向かい、早めのチェックインでBBQという雑なプラン。
前回、三重旅行に行ったメンツなのだが、そのときの「長距離移動＆予定入れすぎはダメ」という反省を活かしたプランだ。
三連休の初日、渋滞を予想していたが君津までの高速はとても空いていて快適だった。
市原SAで休憩。この日は日差しが強く、とても過ごしやすい天気だった。
千葉といえばのピーナッツソフトを食べた。ほんのりピーナッツバターのような風味がして、ピーナッツバターほど甘すぎることもない味。
ヤシの木に囲われて食べるソフトクリームは最高だな。
昼食は木更津南IC近くにある「ごはん処 みなと屋」へ。
まぐろの刺身となめろう、それを味噌味でいただく。なめろうは入っているものによって苦手なときもあるのだが、このなめろうは最高。
食べれば食べるほどもっと食べたくなるような味付け。あっという間に丼は食べ終えてしまった。
お昼のサービスでつけてもらった「あさり餅（写真右上）」もおいしく、価格も優しいのでおすすめだ。
精肉店とスーパーに寄り、夕方ごろに宿泊先の「Rakuten STAY VILLA鴨川」に到着。
大きなテレビ、キッチン、サウナまでついて1泊ひとり1万円ほど。5人以上での旅行なら最高の宿泊施設ではないかと思う。
ただ1点だけ不満点を挙げるとすれば、BBQ設備付きと書いてあって用意されていたのがホットプレートだったこと。
でかいコンロがあると思ってたし、寒いと火力不足で肉がすぐ冷める…
何はともあれ、ひたすら肉を焼いて食う。BBQで最適な量の肉を買えたことがないのだが、他の人はどうしているのだろうか。
足りないと寂しいから少し多いくらいで買って、結果は翌朝に焦って食べる羽目になる。毎回こんなことをしているから少なめにした方が良いのか。
でも当日のワクワクでそんな冷静になれるわけがない。
このあとゲームして1日目は終了。
Day2. 勝浦から木更津方面へ
朝、8時に起きて昨日余った肉を食べる。朝から焼肉なんて最高だと思っていたのだが、朝からガッツリ食べられない人類もいるそうだ。
ご飯を食べたらサウナへ行き、出発前に最高のコンディションが整う。
2日目は「勝浦タンタンメン」を食べに行き、そのあとは帰りのアクアラインまで温泉など入りつつゆっくりする予定。
最初に「元祖勝浦式担々麺 江ざわ」というお店に行ったのだが、11時の段階で15時からの入店になると伝えられ、探して入ったのがこの「てっぱつ屋」。
30分ほど並んで店内へ。
シンプルな勝浦タンタンメンを注文。テーブルに届いた瞬間、体中の辛いものセンサーが反応するような色。
この記事を書きながら汗が出てきそうになる。それくらい、この勝浦タンタンメンは辛かった。
辛いもの好きな人からすると「蒙古タンメン中本」と同じくらいらしい。もちろん味はおいしいのだが、辛いものが苦手な人にはおすすめできないかな。
この日は異常に道が混んでいたのだが、夕方の全国ニュースで放送される規模のひな祭りが開催されていたそう。
2月末に行くときは気をつけよう。
このあとは房総半島を横断して富津へ向かうが、途中にあった道の駅へ。
ここで今回の旅行のお土産を調達。落花生や琵琶を使った商品が多く、千葉ならではのお土産を買うことができる。
勢いでソフトクリームを食べた。晴れ空・ドライブ・ソフトクリームはどうしてこんなにも相性が良いのだろうか。
太平洋側から東京湾側へ房総半島を横断。富津岬の先にある展望台に寄り道をした。
展望台からは360°、千葉から東京、神奈川方面まで見渡すことができる。
1度来たことがある「明治百年記念展望塔」。前に来たときは悪天候で景色が悪く、塔の上が揺れて怖かったが今日は晴れててよかった。
展望台を後にし、木更津にあるスーパー銭湯でひと休み。
アクアラインに乗る前に夕食を食べようと思っていたのだが、三連休の真ん中ということで、なかなかお店が見つからなかった。
しかし、最後の望みをかけて行ったお店に入ることができ、そのお店が最高だったので熱い気持ちで紹介する。
木更津市にある「魚まさ」というお店に入ることができた。
私は「刺身とカサゴの唐揚げ定食」を頼んだのだが、これがビジュアルも味も最高だった。
このボリュームで1500円くらいだった記憶。初日のお店もそうだが、千葉の海鮮はうまくて安い。
横浜に住んでいる私としては、週末にこれを食べるためにアクアラインを使うことも検討せざるを得ないくらい、本当に満足度が高い。
大抵、旅行の最後の食は微妙になることが多い。プランを立てづらいし、帰りの交通機関の場所に依存しているためだ。
今回は最高のお店を見つけることができ、最高の思い出になった。
今回は予定を詰めず、それぞれの場所でゆっくりと過ごすことができ、房総を満喫できた。
千葉という「観光」に特化していない地域だからこその楽しさだろう。
また、千葉で暮らしてきたメンバーだからこその「まぁ千葉だから」という落ち着き、等身大での楽しみ方が噛み合った。
年に1回、いや半年に1回は同じような「まったり旅」をしたいな。
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