分かりやすく、ズタボロになった私
元旦那と付き合って、私は2回忘れられない経験をしました。
1つ目は「わなわな」という経験。
日本語は面白い擬音語や擬態語が多くて可愛らしいですよね。
つるつる、どきどき、ころころ、さらさら
言葉の意味はうまく説明できないけど
自然と風景が浮かぶのが不思議ですよね。
どころで、皆さんは「わなわな」したことありますか?
私はありませんでした。
断定できるのは「これが、わなわなという感情か…!!」と
はっきり感じる体験をしたからです。
彼は不規則な仕事の人でした。
土日もなく、朝まで打ち合わせもある(コロナ前の話です)
撮影でロケに行くとこもあるし、付き合いも多い。
私は連絡がないまま1人で寝て、朝起きてもいない。
全くコミュニケーションは取れていませんでした。
そうゆうものかと私も仕事をして過ごしていました。
塵も積もって1週間の内6日帰って来ない彼。ほぼいない。笑
まさかねと思って、彼の携帯を見ました。
信じてもらえないと思いますが、私は本当に何も出てこないと思っていました。
とりあえずLINEを開いたら社用携帯なのに
遊んでいるであろう内容の女の子達が、、1人のみならず確認できただけで約40人出てきました。笑
とりあえず1番上のギャルとのトークを読み始めたら私の体がぶるぶるではなく、わなわなと震え出したのです。
内容云々よりもショックと怒りで強張りながら震えているのが分かりました。スクロールするものの頭は真っ白でした。
はい、彼はお調子者の遊び人でした。
だいぶ後から聞いたけど土日基本休み。これはマジでびっくりした。
本当に朝まで打ち合わせの日もあるけど、ほぼクラブでナンパか合コン。からの風俗。
付き合いという名のキャバクラとラウンジ。
社内の女子とも合コン、ロケ先のスタッフにも手を出す始末。
節操のなさ、この上なし。
私の誕生日も、父が危篤の時も、彼はクラブへ行ってWピースで女の子と写真を撮っていました。
もう父が長くないことが分かって泣いていた私のことを
「何かセンチメンタルらしくピーピー泣いてる、今日飲みに行けなくなった。残念。」と友達に言っていました。
彼は彼の本能に従って生きていました。
私は確かプロポーズされたはずですが「結婚する前から好きじゃなかった」という言葉通り、私への愛情は全くなかったようです。
だからか彼は本当に悪いことと思ってないような素振りで、全く認めませんでした。
勿論隠れてこそこそ見た私は最低です。
この後、2年間携帯を見る行為を止めることができなくなりました。
見ることを本当に止めてからも、彼は信じてくれませんでした。
ちなみにこれは2017年、6年も前の話を昨日のことのように思い出して書いてます。私はまだ悲劇のヒロイン中でこの感情に執着して、手放し方が分からないのでしょうか。
いい加減、最初で最後の「わなわな」とおさらばしたいです。
思いがけず長くなってしまったので
もう1つの忘れられない経験は次回書きます。