お布団工房5代目のひとりごと〜2024.9.24 eumo共感経営フィールドワーク お布団工房視察ツアーに参加される方へメッセージ~
「日本一の寝具メーカー」を本気で目指すお布団工房5代目の想いを徒然なるままに書き散らかすコーナーです。
今回は、2024年9月24日に開催されるeumo共感経営フィールドワーク お布団工房視察ツアーに参加される方向けに、現状の会社の状態とこれからの取り組みの概要を知ってもらうために書いた内容が長くなりすぎたので、noteにしてお伝えしようと企んだものです。このツアーに参加されなくても、これからの愛の経営の一端を感じられる内容となっていますので楽しみにしてくださいね。
2024.9.24 eumo共感経営フィールドワーク お布団工房視察ツアーに参加される方へメッセージ
みなさんに伝えたいのはうちの会社はまだまだ道半ばの会社です。
去年の6月にDXOを導入し、社員の意思を大切にするあまりに社長である自分の意思を蔑ろにしてしまい、完全に自分の色を消してしまいました。
この1年間とても苦しかったです。葛藤続きでした。自分の会社なのに自分の居場所を感じられない。そんな1年間でした。
ソースである自分のエネルギーが下がっていたので、ある意味会社はゆるぽになってしまったのは否めません。※ソースがクリエイティブフィールドを指し示す事ができていなかった。
そんな中、8月2日に150周年記念パーティーを催しました。このイベントを機に準備段階で会社と先代たちの想いに馳せる時間をゆっくりとる事ができました。そこで感じたのは、人を幸せにするためにこれまでは会社をよくしようと一生懸命にやってきましたが、これからは自分の幸せのために会社という器を使っていこうという赦しを先代たちから受けた気がしたのでした。
そして、今、DXOの思想を少しカスタムして、
社長権限を復活
リーダー制を復活
しました。
これは自律分散型組織を諦めたわけではないです。
逆に、自律分散型組織を進めるための一時的な施策です。
これを私は本当の自律分散型組織と定義しています。
現状のうちの会社は、
社員が会社に依存している、決して自分軸で生きているとは言えない
北関東以北の地域特有?なのか、村八分的な風潮があり、意思を発揮しようとすると仲間はずれにあってしまうのではないかとの恐怖で自分の意思を発揮できない
これも地域性なのか、本音と建前のうち、建前でのつながり。だから、本音でぶつかれないから、お互いの大切なものを大切にし合えない。
こんな感じです。
自然経営的に、自律分散型組織は
の要素が大事だと言われています。
これから私が進めていくプロジェクトは③境目の開放性を広げていく事です。皆さんからもいろいろ教えていただきたいのがここですが、
というように考えています。
地域性から社員は開放性の逆の閉鎖性が高いと感じています。
つまりは、価値観が固まりやすく、新たな人たちとの交流がないので、認識の広がりの機会が極めて少ないと思うのです。
なので、人々が混ざり合う開放性のデザインを意識していきたいのです。
だから、畑、コミュニティカフェスペースをつくりたいのです。
畑では自然の摂理、循環を体感覚で味わい、子供達からお年寄りまで幅広い人たちとの交流をし、コミュニティカフェスペースでは、執務室も分けずに内外がごっちゃになる空間。
対話会や研修など進めて、認識の広がりを味わってほしい。
そして、社員を含むコミュニティメンバーの一人一人が自分を生きてほしい。本気の自律。
そんな状態になれたら余裕で自律分散型組織に必然的になっていると思うのです。これには、まだまだ時間がかかります。
工場が新しい耐震基準に沿っておらずそれをどう乗り越えていくか、市へのカフェ営業の許可申請も工夫しながら許可を取る必要があります。築40年にもなる工場を永続していくためのリフォームもこの際に取り組みたい。やっぱり時間がかかりそうです。
だけど、コミュニティづくりは先に進めていけそうなので、近隣の美しが丘・西黒田地区を中心に仲間づくりをし始めました。eumoにもご縁がある方と知り合うことができたのがめっちゃくちゃラッキーです。その人づてに広がりを作っていきたいと思っています。
9月24日、皆さんがお越しになるタイミングでのイマココの会社をぜひお楽しみにください!
そしてカフェスペースなど出来た際にはまた遊びにきてください!
Facebookグループ【お布団工房が愛の経営を実践してみた】では、愛の経営を実践するプロセスを知ることができ、さらには参加することもできるグループです。こちらも是非グループに参加してみてくださいね!