お布団工房の内側見せます~前工程品質チェック~
お布団工房は「日本一の寝具メーカー」を本気で目指しており、この目標に向けてどんなことに取り組んでいるのか。今回は、お布団工房では普段どんな業務をやっているのかをご紹介したいと思います。
前工程品質チェック
お布団工房ではお客様に喜んでいただける製品づくりを心がけていますが、その中で、もっとも重要視しているのが前工程品質チェックです。
これは、文字通りですが、前工程の作業を自工程が作業する前に品質チェックをすることです。これによって、何重にもチェックすることができるので、不良品が万が一発生した場合にも、お客様のところへ届かないような仕組みとなっています。
具体的には、例えば、敷布団の最終工程であるヘム付け工程を例に挙げます。
ヘム付け工程では、
生地、中綿、不織布を一斉に前工程の多頭ミシン工程で縫いあげた半製品に汚れや糸処理に問題が無いかを確認します。また、同時に中綿の目付量に相違がないかもチェックします。
敷布団の中芯である固綿を、さきほど紹介した多頭ミシンで縫い上げた半製品でサンドウィッチして、縁を固綿に沿って、メスがついたミシンでヘムをつける作業をします。その作業前にも固綿の品質(硬さ・弾力など)をチェックします。
最後に、自工程での縫製作業の品質チェックをして完成品となります。
もちろん、他の工程でも同様に品質チェックをしますし、検品・検針工程でも品質チェックをします。チェック項目は、お布団工房マガジン#08でも紹介したチェックリスト『アニー』に記載しており、毎日の作業前に確認するルールとなっています。
これもすべては、価値観・行動指針にある「私たちは、親や親戚、友人にも心から勧められる、誇りあるモノだけを提供し続けます。」「私たちは、お客様の『ありがとう』のために全力を尽くします。」に基づく活動の一部なんですね。
今後は、さらにお客様満足向上のために、自分たちらしい企業風土の醸成のために、より徹底的に5S活動を展開していく予定です。