お母さんの台所を手伝ってこなかった男の末路
家事できない男現る
どうも自分は家事の基本を知らないらしい。
昨年の11月頃から彼女と同棲をはじめて現在まで数ヶ月暮らしてきたが、一緒に家事をしては色々なご指摘を頂戴した。
ご指摘内容は多岐に渡ったと思うが、いざここに書こうとするとあまり覚えていない。
しかし自分が進んでやる台所まわりについては覚えていて、例えば水仕事の後は布巾で水回りを拭くという所作は彼女から学んだ。
言われてみれば当たり前なんだけど。
母は偉大
どうして彼女と自分にそこまでの差があるのだろうか。
彼女の方が気が回るという性格の違いも大きいだろう。だが、最も大きな違いは「お母さんを手伝っていたかどうか」のようだ。
そういうのどこで習ったの?と聞くと、だいたいお母さんがやってたから〜私も手伝う時やってた〜と教えてくれる。
えらい。
手伝う彼女も偉いし、基本を教えるお母さんも偉い。
対する俺は子供の頃、ずっとポケモンとデュエマと遊戯王をサイクルしながらご飯を待ち、ご飯に呼ばれたら食べて、またサイクルに戻るという子だった。
ご飯の催促はすれど、手伝いなどはしなかった。
恥ずかしい。
基本を学べることは貴重
とはいえ、一応俺も社会人になってから一人暮らしを数年経験し、一通りの家事はやってきた。
わからない事は調べたりノリでやってきたが、それでも所作や基本は身に付いてなかった。
家事に限らず、こういう基本は学びなおしが難しいのかもしれない。学べる機会は家庭くらいだから。
基本が身につけば発展がしやすい。
先の布巾の話だが、最近YouTubeで料理動画を見てると、板前さんは材料ごとにまな板と包丁を拭く所作があり手元が常にきれいであることに気づいた。早速真似してる。
これはそもそも台所の布巾という基本が身に付いたから意識が向いた気づきだった。
意識すれば気づけるし学べるが、最初のきっかけは必要だ。つまり「びしょびしょのまましないで!」と言われる日まで、びしょびしょであることには気付きようがない。
(気にする人は気にする、気にならない俺は言われるまで気にならない)
もしこれを読んでくれた実家暮らしの人、子供がいたら、今日から家事を手伝ったほうがいいと伝えたい。