スケートボードと僕 #05
スケートボードの初期衝動
はれて自分のデッキを手に入れた僕ですが、相変わらずそんなバリスケの環境ではなく、自分のデッキ、杭ちゃん、スケバイ2(2の方です)があるくらいでしたが、
今思うと、友達に誘われた以上にスケートボードを始めたくなった重要な要素がもう一つあって、
”Kick Flip”のカッコよさにやられてしまったんです。
誰かのっていうより”Kick Flip”そのもののかっこよさに。
オーリーもままならない自分からしたらデッキが一回転してそれに乗るなんて半端ないことだし、ノーズ足の前への出し方、空中でデッキをキャッチする姿勢、その全てが美しく感じた。
当時やっぱり衝撃的だったのは、Josh Kalisと三枝くんの”Kick Flip”
Josh Kalis のはテレ東の火曜日21時からの時間帯にCM提供していたKoito製作所が流していたDCのCM。(記憶が曖昧だけど)
LOVE Parkで滑るJosh Kalis、繰り出される”Kick Flip”、そのスタイル、映像全てにやられたんだ。
そしてスケーターズバイブル2の三枝博貴氏の”Kick Flip”だ。
もはやアート。
今でもスケートボードを続けている全ての始まりは”Kick Flip”がしたいだった。
僕は”Kick Flip”がしたくてスケートボードを始めたんだ。
未だに出来たって言えるのかは微妙だけど。
つづく