スケートボードと僕 #01
あれは中学校の卒業式も終わり、高校に通う前の春休み。友人の兄がスケートボードを買ったらしく滑ろうと言ってきた。もちろん僕はスケートボードを持ってないし、back to the futureで主人公が乗っているくらいの知識しかなかった。けど、部活もなく暇なのでやろう!となったのだが、ただ滑る以外、他に特に何もわからない。
そこで、地元でスケートボードをしている2つ上の先輩がいるぞ、ってなり教えてもらおう。となった。
話したことはあったが、当時はまだ携帯やPHSも持って居なかったので、もちろん連絡は取れない。よって先輩の実家のインターホンを押すという、今で言ったらかなりのストロングスタイルでコンタクトを取った。
2つ返事でオーケーしてくれたのが、杭ちゃんだった。
そう杭ちゃんに出会ったことで自分の人生が大きく変わったのだ。スケートボード、ファッション、カルチャー、音楽、大体のことは杭ちゃんから教えてもらった。
つづく