死産から1か月|悲しいって感情も200色あんねん

新年あけて何がめでたいんでしょうか。
私としては息子と出会い、そして失った昨年。明けてほしくなんてなかったな。
初めて年始を苦しく思いました。

死産を知っている友人から「あけおめスタンプ」が届いた時、とても複雑に思ってしまいました。彼女に悪気が一切ないのはわかっていますが。
むしろその後に実父から謹賀新年のスタンプが来て、そちらに怒りが向きました…(その数日前に息子の骨壷に手を合わせていたくせに…)

まぁ、世間からの認識はそんなもんなのでしょう。

この喪失が今後さらに「過去の出来事」の一つにされるんですよね。気が重いなぁ。
私たち夫婦は一生抱えていくし、愛していく、それで十分と割り切るしかない…

いやそんな簡単に割り切れないから辛いんだよなぁ〜!!!


そんな感じで、息子を出産してから一か月が経ちました。
一か月検診も終わり、私の第一子の「オフィシャル母業」はこれにて終了です。
きっともうすぐやってくる次の生理を以て、身体も一区切り。

私も「息子のいないこれからのこと」を、現実に考えていかないといけません。

無職だし、会いたいと思う友達も少なくなってしまったし、どうしよう。。。


この一か月、とにかくずっと「悲しい」という感情に支配されていました。
辛い・虚しい・寂しい・悔しい・申し訳ない…、似て非なる思いが様々入り混じるんですね。

時間の経過とともにカサブタができてきたとはいえ、赤ちゃん連れを見るとチクッときたり、ふと涙が止まらなくなったり、まだまだ不安定です。

何より、今生きている赤ちゃんを見る目がかわりました。
みんな息子よりよっぽど大きいし、病気・障害があれど「母体の外で生きることができる程度の強い存在」なのだと。

というのも、28週の検診の時から息子には生まれてすぐの手術や障害の可能性を示唆され、NICUがある大病院へ転院していたからです。
(ただそれが致命傷になったのかどうかは、調べていないのでよくわかっていません。調べればよかったと今はちょっと後悔しています。)

その話も、追々していければと思います。

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