2016年3月の記事一覧
やりたいことを「見つけて」「形にする」ことができるから、ファッションは楽しいんだとおもう。【sneeuwインタビュー、2年後の後追い】
雪浦さんとはじめてお会いしたのが前回までの記事のインタビューのときだったと思います。
sneeuwのお洋服をそのまま人にしたような、やわらかくて、その中に知的さや芯のつよさを感じさせる、人としてもすごく魅力的な方です。
雪浦さんの経歴とか、今のファッションデザイナーというお仕事で活躍されている姿をみて、「やりたいことを仕事にするには」というような話はしやすいのですが、雪浦さんは「見つけるちから
日常を「少しだけズレた視点」で見てみること。sneeuwデザイナー雪浦聖子さんのはなし【第3話】
— どういう人にsneeuwの服を着てもらいたい、というのはありますか?
雪浦 洋服だけじゃなくて、アートだったりプロダクトデザインだったり、デザイン全般に興味をもって生活に取りいれて、楽しんでいくようなくらしをしているひとに着てもらえたらなとおもっています。
— 雪浦さんはいつも可愛い服を着てらっしゃいますが、今日はどちらの服を着られているんですか?
雪浦 これ(アウター)はs
日常を「少しだけズレた視点」で見てみること。sneeuwデザイナー雪浦聖子さんのはなし【第2話】
— 大学を卒業してから住宅機器メーカーに就職されます。なぜその会社に入られたんでしょうか?
雪浦 身のまわりで知ってる範囲のものをつくれたらいいなと思って、就職活動も自分が名前を知ってるところだけ受けてたんです。
「住宅機器メーカー」はTOTOだったのですが、大学の研究室の推薦を受けることができたのと、ここならわかる!とおもったので就職しました。
こんなこと言っちゃったら会社のひとに
日常を「少しだけズレた視点」で見てみること。sneeuwデザイナー雪浦聖子さんのはなし【第1話】
「sneeuw(スニュウ)」は2009年にはじまりました。
デザイナーの雪浦聖子さんは東京大学工学部を卒業後、住宅設備のメーカーに勤務されていましたが、退職され、服飾の専門学校に入学。
卒業後はファッションブランド「YEAH RIGHT!!」のアシスタントをへて、「sneeuw」をスタートされます。
「clean & humor」というコンセプトで、シンプルな中にとぼけた仕掛けをちりばめ
自分のつくりたいものに「嘘をつかない」から変わり続けることができる。【Design Complicityインタビュー、2年後の後追い】
Design Complicityのデザイナー、小暮さんからはいつも「誠実」「まじめ」「純粋」というような印象をうけます。
たぶん、本当はそうじゃないと思うんですが(いい意味でね)、
「このひとのつくる服だったら大丈夫だろう」と思わせてくれるような「まっすぐさ」のあるひとです。
「自分のつくりたいものに嘘をつかない」のがむずかしいということ、皆さんもわかると思います。
何かをつくるときには
ファッションは自己表現じゃなくて、「自分が進んでいくための指標」だと思う。 「Design Complicity」デザイナーの小暮史人さんへのインタビュー【第3話】
— 小暮さんはいま、「スローファッション」(ファストファッションの逆。質のいい服を、愛着を持って長く着ようとする動き)に興味があるとのことですが、逆にファストファッションについてはいまどう思われていますか?
小暮 ファストファッションは僕たちとは別の業種だと思っています。
ファッションの中のジャンルとしてあるけど、自分とはあまり関係のないこと、と言ったほうがいいでしょうか。
でも、
ファッションは自己表現じゃなくて、「自分が進んでいくための指標」だと思う。 「Design Complicity」デザイナーの小暮史人さんへのインタビュー【第2話】
— 小暮さんは、いつごろからファッションに興味を持ちはじめたんですか?
小暮 まだ小学生だったころに、当時高校生の兄から古着のTシャツをもらったのですが、 それがすごくうれしかったことは、今でも覚えています。あれがファッションへの「あこがれ」の入り口だったのかもしれません。
— なるほど。それでは、いわゆる「デザイナーブランド」への興味はどうでしたか?
小暮 専門学校に入って、「
ファッションは自己表現じゃなくて、「自分が進んでいくための指標」だと思う。 「Design Complicity」デザイナーの小暮史人さんへのインタビュー【第1話】
Design Complicityは2011年にスタートしたユニセックスのファッションブランドです。
デザイナーは小暮史人(こぐれふみと)さん。
専門学生のころから「ANREALAGE」のチーフパタンナーを4年ほどつとめ、独立して自身のファッションブランドをはじめられました。
「プロダクトデザインとしての、ファッションの提案」をコンセプトに、生活の中にあるようなモチーフをつかったり、さり