#劇団ノーミーツ 「#門外不出モラトリアム」を観た

●とにかく【チームワーク】がすごかった

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観劇。とても素敵だった。

【タイムリープ】という、自分の世界と限りなく遠い設定と、
【外出できない】という、自分の世界と限りなく近い設定。

リモートならではの仕掛けもふんだんにあったのも素敵だったし、やっぱり何度も短い作品をTwitterにあげてその度にいろんな仕掛け(演出)を実験している感じがして、その集大成っていう感じがした。「作品の集大成」ってそれまでの作品を目撃してないとあまり共感しずらいはずなんだけど、調べたらすぐアーカイブも見れちゃうから集大成に共感しやすかったのかな?(もっとも集大成って僕は勝手に言っているだけだけど)


一番の良さってリモート演劇に取り掛かったスピード感と世間を巻き込むバズりを仕掛けたスタッフ陣の地肩の強さだと思った。(一番なのに2つあるくらい、そこが良さだとおもった。)そこにキャストさんの魅力も掛け合わさっている。

スタッフ×キャストの熱量の高さが一緒で、そうするとやっぱり表現に対する想いみたいなのが作品に乗っかっていて、しかもリアルタイムにこだわっていて、もしかしたら失敗しちゃうかもしれないっていうスリルや成功させるぞっていう迫力がとてもセンセーショナルで、月並みだけどみんなで1つの作品を繋ぐ感覚がすごく伝わった。

それってまさに演劇表現に近い感覚だし、そこが「リモート“演劇”」と呼べる所以なのかなとか考えてた。

あとなにより規模感がすごい。こんな逆境でここまでの結果を残せたプロジェクトをリアルタイムで目撃できてよかったなと感じた。
しかも規模がどれだけ大きくなっても、劇場もスタジオも借りてないし、稽古場に行く交通費もかからないし、休憩中のお弁当もコンビニで買わなくて良いし、めっちゃすごい。予算が別のところにかけられる。地方に住んでいる人もすぐに見れるし、良いことづくめに感じるくらい魅力溢れた企画。でもここまで行くには下地が絶対に必要で、その下地を敷ける強さを持っている人はどれだけいるのかな?と自問している。

何より改めて「個人」だけじゃできないことがたくさんあって、
それを「集団」で表現することができるってとても素敵で、
そこには「チームワーク」があって、チームワークを感じる作品を僕も目指していきたいなと感じた。


まだまだ世の中にはこんな素敵な表現者の方がたくさんいて、
リモートによってより地方の人とも出会いやすくなっているから、
47都道府県からキャスト集めた公演でもしようかな。

全国に仲間ができたら最高だよね。


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おぶきょ
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