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熊井吾郎さんの「Runnin'」がカッコ良かった
熊井吾郎さんのアルバム「Runnin'」がとても良かった。
インストだけで30曲(!)あって、
でもどれも1分くらい。
色んなバリエーションのトラックが詰まってて聴きごたえたっぷり。
昔よくクラブに行っているころ、熊井吾郎さんが出演しているイベントによく遊びに行っていた。
お酒飲むためでもナンパするためでもなく、ライブを真剣に観て終わったあとのラッパーさんに絡むというオタクをやっていた。
熊井さんはとても話しやすくて、ライブもカッコいいし特にMEATERS(ミーターズ)っていうインストバンドは変態的でかっこよかった(褒めている)。
昔、舞台の大阪公演の翌日、夜行バスを待つ日中アメ村をフラフラしていた。
一二三屋(ひふみや)という大阪の有名なヒップホップのお店に遊びに行って、満足してお店を出たあとに僕は仲間に熊井さんの話しをしていた。その日、大阪でやっているフェスがあって、それに気になるアーティストさんが出ていた。で、その流れで熊井さんのお話しをしていた。のかな?たしかそう。
そうしたら、たまたま通りすがったイケてる30〜40代くらいの大人なビーボーイが「え、クマ知ってるの?」って声をかけてきた。
嘘みたいな展開。
「はい、自分東京から来てまして」
「フェスのチケットあげるから行ってきなよ。」
「え?」
なんて気前の良い人なんだ。というか僕の話していたフェスをすぐ理解するなんてすごすぎる。
というかチケット持ってるのかよ。やべーな。どんだけビーボーイ偏差値高いんだよ。
「もし時間あれば行っておいで」
「え、めっちゃありがたいんですけど…まじでいいんすか?」
「うん。嬉しかったし」
嬉しかった?え?どういうこと?
「あ、おれこのフェスの企画やってるんだ」
えええええええええ
すごすぎん?そんな偶然ある?
雑な関西弁を口に出すのは心象悪くするだろうなと思い心の中でそう叫んだ。
「お言葉に甘えます!ありがとうございます!」
「おう〜、楽しんでな〜」
そう言ってイケてる30〜40代くらいの大人なビーボーイさんと別れた。
その後、熊井さんと合流させていただき、「なんでここにいるの!?」という流れから経緯を説明し熊井さんも驚いていた。
そんな大阪のことを思い出した。
それ以外にも東京のクラブでたまたまお会いしたりとか、そういう【つながり】と【出会い】が色濃く息づいている環境がとても好きだった。
自分が脚本演出を始めてからクラブ断ちをしてしまい、最近はほとんど行ってない。
最後に行ったのは2年前の正月。
また行きたいな。これからの時代にも残って欲しい文化だなぁ。
熊井さんの「Runnin'」はおうちでも聴けるので、ぜひ聴いてみてください。本当にカッコ良いです。おすすめ。
https://linkco.re/Sy4bU7TN
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