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Scratchでオンライン鬼ごっこ

 中学校技術科の授業で必修となった「双方向性のあるコンテンツのプログラミング」の例としてScratch1.4で1vs1のオンライン鬼ごっこを作成しました。2人プレイ固定だと授業で実施する際に人数合わせが面倒くさいことになりそうなので、1vs2の3人プレイも可能にしてあります。

前準備

各PCでScratch1.4およびMesh(IP通信機能)を使用可能にする

・Scratchの公式サイトからScratch1.4をダウンロードしてインストールする。
https://scratch.mit.edu/download
・下記のサイトからRemoteSensorUTF8Patchをダウンロードする。
https://swikis.ddo.jp/WorldStethoscope/16
・RemoteSensorUTF8Patch.imageをScratch1.4のインストール場所(Windowsの場合はC:\Program Files (x86)\Scratch)にあるScratch.imageに上書きする。
・以下のプロジェクトファイルをダウンロードしておく。

実行方法

player1(鬼役)

・player1(鬼役)のPCでOni-Gokko-player1(server).sbを実行する。
・Shiftキーを押しながらメニューバーの「共有」をクリック→Host Mesh(またはShow IP Address)を選択。
・IP AddressをPlayer2,3に伝える。
・緑の旗(またはEnterキー)で実行。

名称未設定-5

player2(子役1)

・player2(子役)のPCでOni-Gokko-player2(client).sbを実行する。
・Shiftキーを押しながらメニューバーの「共有」をクリック→Join Mesh を選択。
・player1のIP Addressを入力する。
・緑の旗(またはEnterキー)で実行。

名称未設定-6

player3(子役2)

・player3(子役)のPCでOni-Gokko-player3(client).sbを実行する。
・Shiftキーを押しながらメニューバーの「共有」をクリック→Join Mesh を選択。
・player1のIP Addressを入力する。
・緑の旗(またはEnterキー)で実行。
※player3が参加しなければplayer1とplayer2の1vs1になります。

発展

・プログラムを改変して追いかけやすく(逃げやすく)してみよう。
・スプライトの「大きさ」や「色」も設定可能にし、他のPCにもその変更が反映されるようにしてみよう。
・鬼がタッチしたときのセリフ(つかまえた!)を設定可能にし、他のPCにもその変更が反映されるようにしてみよう。
・4人プレイ可能にしてみよう。


この作品の二次利用はCC-BY(コモンズ証(許諾内容))に基づきます。

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