【中学ロボコン】ヤマザキ「Qブロックギヤボックス」で使用可能なラック・ピニオン機構[440mm版]
概要
主に中学ロボコンで使う、ヤマザキの「Qブロックギヤボックス パワーセット」に組み合わせて使用するラックギヤのSTLデータです。3Dプリンターで出力してお使いください。ベベルユニット(またはフルセット)付属のアウターギヤをピニオンとして使用します。(以前公開していたものの改良版です)(GuideのSTLファイルが6mm仕様になっていなかったので更新しました。2024.2.26)
前回からの改良点
厚さを3mm→6mmにして耐久力アップ
長さを370mm→440mmにして移動量アップ(なぜ440mmなのかというと中学ロボコン(基礎部門)の高さ制限が例年450mmだからです)
「鎌継ぎ」による接合で接合力アップ’(接着剤も必要です)
出力方法
プラットフォームが200×200以上の広さなら、対角線上に配置することで出力可能です。
使い方
Qブロックギヤボックスのパワーユニット中央の出力軸に六角シャフトとアウターギヤを設置
アウターギヤの両側にガイドパーツをビス(M3x10)で固定
アウターギヤに噛み合うように、ガイドパーツにラックギヤを通す
開発背景
中学ロボコン(全日本中学校技術・家庭科研究会主催 創造アイディアロボットコンテスト全国中学生大会)では、直線運動機構にタミヤのラダーチェーンが使われることが多いです。しかし、うちの中学校は技術の授業の中でロボット製作をしているため、製作に時間がかかるチェーン・スプロケット機構を初心者に作らせるのが困難でした。そこで、短時間で組み立て可能な直線運動機構として、この部品を開発しました。