缶ビールが空になるまでのエッセイ
90年代って覚えてる?
イチローがいて、野茂がいて、松井が二人いて、
松坂は高校生でそんな高校生がコギャルで、BOONとか
StreetJackとか、eggとかsmartとかスチャダラパーとか、ハイスタとか井上三太とか、
聖者の行進とか、ロンバケ、ラブジェネ、鈴木蘭々とか、広末とか、ポケベル、ピッチ、
まだまだ二郎系とか全然あったのかなかったのかわからん時代。
確かに私はそこに存在していたんだ。
燃え殻さん
こんなことを書きなぐった一つの原因は燃え殻さんの「ボクたちはみんな大人になりたかった」、もう一つはMAXの「いっしょに…」、そして最後に書いている今の時間と多少のお酒。
たしか私は高校が1997年4月〜2000年3月だったと思う。
中途半端な考え方をしながら生きていたと思う。
中学校3年のときに一瞬付き合った彼女は私の未熟さに離れていき、
私といえば、実は別に好きな人がいて、でもその人には別に好きな人がいた。
そんな煮えきらない思いを胸に入学し、クラスには中学からの友達はいない。
席はゴミ箱のすぐまえ。このさきいつでも入っていいよと言わんばかりの布陣だった。
つづけていた野球はやめようと思っていたと思う。
中学の卒業くらいはやろうと思っていたけど自分の強さが見いだせずにいた。
体の割に速球が遅い変化球投手。バッティングは5番、6番、7番をさまよう。
そうなんだ。みいだせずにいたんだ。
なんか、野球漫画の導入みたいな書き方をしているがそうではない。
今を書こうと思っている。
今を書くといつも過去がぐわっしゃーと割って入ってくる。
あの頃の青春たちはどこへ?
この前に書いた原因を覚えているでしょうか。
あの頃の私は鮮明に高校のことを覚えているし、
それはそれは楽しい記憶だった。
まぎれもなくキラキラ輝いていたと思う。
そんな彼らは今何しているんだろう。
自分が社会人になって、26歳位から35歳位のバカみたいにはしゃいだあの日々に、
みんな何していたんだろう。
すごく知りたい。おっさんぶいたりしているのか、
それともこれからと息巻いてくれているか。
40を迎えようとしていること、コロナで気軽にあえないこと、家族との日々をすごしていること、
「今は無理だよ」
っていわれると無性に無理を破りたくなる。
ないものねだりなのか、あまのじゃくなのか。
知りたい、変わりたいを今とても思うところで、
ごちそうさまでした。
また、今度につづけ。
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