メタバースとバーチャル展示会:試行錯誤の中に見えた光
私がNFTに関心を持ち、早2ヵ月となりましたが、NFTに関して市場調査→環境整備→NFTを投稿→緊急事態宣言によりイベント延期→オンラインへシフト→デジタル展示会開催と目まぐるしく変化する中で多くのことを学ばせて頂きました。
*イベントでの話す内容はnoteに記載していますので宜しければ。
今回バーチャル展示会を開催する4大メタバースの一つ、CryptoVoxelsの使い方について調べたことをご案内します。
一言で言い表すなら「ブロックチェーンのマインクラフト」
故に凄く容易に土地を作りこむことが出来るのがCryptoVoxelsの利点であり、使い方を覚えればすぐに適用できる仕組みとなっています(後ほど操作方法を)。イーサリアムによって紐づけられ強化されたバーチャルの世界は、ユーザーに建物をつくって、アートの展示会をしたり、バーチャルショップを展開したり、音楽のライブイベントでパーティーさえも実現させてくれます。ここまで1週間近く触ってみて日本のみならず世界中から利用されているユーザーとの触れ合い(チャットでの会話)によりブロックチェーンの世界観や壮大さを感じながら遊べているのでハマりすぎ注意な空間です。
この空間をつくったのはニュージーランド出身・在住のBen Nolan(ベン・ノーラン)であり、創設者兼リーダーディベロッパーです。創設4年目ですが、現在急成長で人員を増加を試みています(POSITIVE VIBESが重要のようです)
今回最も驚いたのは今年2月にリリースされたNFT Yearly Report 2020で発表されたNFTビジネスでのチャネル別売上シェアで拮抗しているもののメタバースが最もシェアが高い(25%)ことです。*これだけARTが注目されているNFTですのでMetaverses/Gamingが同等なシェアなことに驚いたのと同時に何故ARTやCG感が強くない作品が高値で販売されているのかは少し理解できた気がしました。(やはりデジタルで売れる作品は少し思考を変えて傾向を見る必要があるなと思いました)
NFTの中でシェアが最も高いメタバースを更に紐解くと4つにシェアが分かれます。CryptoVoxelsはその中でシェアが低いのですが、土地の価格が低いのとその作りこみやすさが人気の要因と言えます。
操作方法は下記の通りです。
メタバースに入りこみ始めると自分の棒人間アバターやanonymousで誰が自分か分からなくなり、気になり始めます。色が違う人、服を着ている人、名前が違う人などがいるので最終的にはバーチャルのアバターに自分のアイデンティティを重ね合わせはじめ、購入するのでは?と思っています。(*もしくは自分でつくりはじめる)
まずは白の棒人間に各部位ごとに色付けをすることで見極めることができます。こちらは無料です!1つ1つ選択しなくてはいけないので少々面倒ですが、こちらが反映されるとだいぶアバターに愛着が湧いてきます。何パターンも作成できますのでその時の気分でも選定可能です。色を決めたあとの資料内一番↓の①~④の☑をプロセスするのを忘れずに!
名前を変更するのはTransactionが発生するので料金が2-3,000円かかります(メタマスク必要です)が、他の人と会話をする時にはなかなか重要な要素になります。下記プロセスが完了しましたら最後確認としてSwitch Nameの欄がご自身で選定された名前(私の場合、norinakata)であったら完了です。*Register Nameを送ってemailにerror等の連絡が来ても変更は反映されますのでご心配なさらずに、少し時間がかかります。
アバターに服を着させる方法は、いくつかあります。①Shopコーナーに行き、アイテムを購入(openseaで購入)、②人から服をもらう③自分でつくる
この中で触れておくことは、ウェアラブルNFTを購入したり、土地に置く為のオブジェクトを購入することは大いにチャンスがあり、こちらを展開していくことに可能性を感じます。又、それらをつくることも比較的に簡単に作成できるので流れさえ把握できればこちらも模索してもよいかと思います。
<流れ>MagicaVoxelsで3Dデータ・アイテム作成→pinataでデータをIPFS発行→CryptoVoxelsでparcel持ちであれば自分の土地で作成したアイテムを召喚(tabを押して取り込む)*ここは何か別の方法があれば模索します。
MagicaVoxels ダウンロード
Pinata
準備が整いましたら色々の世界を探検していくと更に発見があります。
まだ作り途中なのか?世界観なのか?ただ広げ方によっては色々な使い道があると発想が広がりましたし、飲食店や企業の新商品ローンチなどにも使える空間だなと思いました。
DJのミックス配信はよくあちこちで見られて同時に絵やファッション品が展示されて購入できる仕組みなっていたのでこれは出来そうというかやりたいことだなと感じて、アクションに移したいと思います。昨年のコロナから音楽系の箱はストリーミングにシフトを試みましたが、投げ銭のみでは収益が見込めずに途中で頓挫してしまった箱も少なくなかったです。NFTを販売することが出来るのであれば、この試みに再度光が見えてくる可能性があります。*というか今の状況的にやるのが効果的かと思います。
最後にフェスなども開催されているようですが、土地の作りこみ次第では驚くような演出も可能で、marimoさん伝えにUNCLE BITCOINという方のparcelに行った際に、巨大人形が燃えていたり、階を瞬間移動できるボタンや夕焼けが見えるような演出があったりと、面白い出会いもあり、Voxelsの楽しみを大いに感じれる時間が待っていました。
最後に、一応5/1(土)18:00~5/8(土)23:59まで開催させて頂いているバーチャル展示会「TRY& SELECT curated by norinakata」のことについて触れさせて頂きます。
【リンク先】*まずは会場へ飛んで遊んでみてください
CIRCUS Tokyoでの音楽&トークイベント開催(4/25、緊急事態宣言により延期)やNFT関連の取り組みの中で、この早いクリプト業界を見て、勉強して思ったのは、「これはやってみないと分からない!」という意味でTRY& SELECT(試行錯誤)な取り組みをしていく一つになります。賛同して頂き、参加頂いた出展頂きました3名のアーティスト Atsushi Kurosaki, GreyRadian, UEDAnoATeLIERと楽曲提供頂きましたYuichiro Kotaniに感謝致します。皆、素敵な志とスタイルと人柄をお持ちな方々ばかりです。
3点の出品、音による空間演出、会場のギャラリーとしてプラス屋上の開放感など楽しめる空間となっており、タイトル通りTRY & SELECT(試行錯誤)ながら開催できたことに非常に嬉しく思っています。
そして最後に5/2(日)にclubhouseでreceptionを開催して皆さんに展示会の内容・出展者&作品紹介とCryptovoxelsの楽しみ方などを伝える会を行いましたが、おかげ様で常時30名ほどが聴いて頂き、ボクセル内に入って頂き、盛況に終えることが出来ました。(途中たくさん人が来ているので何事か?という風に迷いこんだドイツ人もきたりと嬉しいこともあり)ご協力頂きました皆様、ご参加頂きました皆様ありがとうございました。*こちらの内容を抜粋した内容を後日OFF THE RECORD podcastで配信予定です。
【最後に総括】
・メタバース内のウェアラブル&展示NFTに販売チャンスあり
・バーチャル展示やイベントを行うのはNFTを販売する上で効果的、むしろ必須
・Clubhouseを活用したレセプションを行い、人々がストレスなく楽しめることが大事(説明や資料へのアクセスのしやすさ)+作品や出展者について紹介することによって共感を得ることが大事
・音楽配信やアーティストとのコラボに可能性大→ネクストステップ
・リアルとの融合(展示会で実際に展示しながら、バーチャルでも行う)
・メタバース(おそらくCryptoVoxels)を購入する価値あり
・ボイスチャットの仕方を模索したい/世界のクリプトの人々と話すにはCryptoVoxelsはチャットなのでハードルがclubhouseより低い
・今後オンラインやクリプトの世界は加速する
以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
<資料一式よければどうぞ>
https://drive.google.com/file/d/12CDzZdCRGd659NWU_oQtaZP8Yp5XgttA/view?usp=sharing