#呑みながら書きました だからこそ、妻への感謝を書いておく
日付が変わりました。本日、9月29日。実は今日、結婚記念日なんです。
来週はいよいよnote酒場なんですけど、10月6日は実は妻の誕生日なんですね。ドンピシャでnote酒場がかぶって、ドリンクのまとめ担当なので抜けるワケにもいかずで、当日は謝り倒して本日9/29にちゃんとお祝いしようねって話しています。
で、ここで謝ってもそんな時間あるならもっと2人の時間作るなり家族の時間作るなりしろよって怒られそうなのですが、こんな機会でもないと書けないのでちょっと待ってもらって。。。
僕ら夫婦は同年齢なんですけど、出会って結婚したのが31歳の時なんですね。晩婚化まっただ中の今時だと全然フツーなんですけど、まぁ早くもない感じ。
で、すぐ子供が産まれて長女が3歳の時に次女が産まれて、気づいたら一緒にいる時間の90%以上は育児期間なんです。
デートの思い出もあるにはあるんですよ。それこそ僕が事務所兼自宅にしていた所に転がり込むような形で一緒になったので、最初の頃はフリーランスの仕事の合間に夫婦で呑みに行ったりはしょっちゅうでした。
ところが、妊娠したら妻は重度悪阻=つわりがガチできつくて酒どころか普通の食事すらままならない感じで、ほぼポンコツのゾンビ状態。寝たきりが3-4ヶ月続く感じ。
それ乗り越えて出産したら今度は馴れない授乳に新生児のお世話。ハイハイしだせば目も離せず、断乳すれば離乳食、ちょっと育っても今度は園や習い事の送り迎えに掃除洗濯炊事etc...夫婦の時間以前に、自分の仕事の時間すら捻出するのが難しいのが現状です。
マミートラック問題
マミートラックって聞いたことありませんか?出産育児などで退社したり産休&育休で長期離脱をした女性のキャリアが断絶されちゃうことを言うんですけど、これ本当に問題だなってなって見て思うんです。
うちの妻は結婚する1年前くらいに独立したフードスタイリストなんですけど、独立2年目で結婚→第一子出産→第二子出産って、わりとハードモードに進んできたんですね。
で、ここでキャリア断絶したら復帰する時にめっちゃ難易度が跳ね上がるので、何としても月に数本の仕事でも繋がないとダメだろうと。
男性のキャリア構築に比べて、育児を視野に入れた女性のキャリア構築の難易度高すぎないか?って。
だって35歳超えたら高齢出産扱いで、初産の妊娠率も下がるし、もろもろのリスクも上がる。でも、若くして出産すると今度はキャリアが死んで生涯年収が下がるし、育児終わった後の自分の人生の難易度が上がる。
うまいこと抜けるなら30代前半までにキャリアパス組んで産休育休フル活用+シッター入れるなり即現場復帰でキャリア積み上げつつ、夫婦関係も上手にやりくりして家族の時間も作って家庭円満&育児も仕事も順風満帆にね!...って、できるんですかこんなの?これがモデルケースなん?無理じゃない?
じゃあキャリアが安定して結婚して出産すれば余裕で育児できるんじゃないかって?今度は親の介護の問題と育児が板挟みでこれまたハードモードですよ。晩婚&晩産はこれはこれでキツい。運が良ければすべてお金で解決できる可能性はあるけれど。
そりゃ少子化もするし、晩婚化もするし、独身増えるわ。
妻の可能性を犠牲にしたくない
そうはいっても、生まれてきたこどもって不可逆なんですね。色々とリソースが足りないとはいえ、こどもは宝です。彼女たちは僕ら夫婦が望んで授かったから、責任もあるし全力で育てたい。
そして、注文住宅の営業からフードスタイリストに転向した妻の覚悟や想いは大切にしたい。
育児は遂行する。妻のキャリアも守る。両方やらなくっちゃあならないのが、旦那のつらいところだな。
覚悟はいいか?オレはできてる。
って感じで、育児はしつつも妻のキャリアをちゃんとステップアップさせてあげたいんです。
吉祥寺にお店作ったのも、半分は妻のキャリア形成が理由です。専有アトリエ&飲食店営業許可&惣菜製造許可はやはり強い。脱法で許可グレーな自宅料理教室とは違いますからね。
脱サラ本気組なこともあり、ガチで取り組んできて6年。妻は今ではELLE gourmet公認フードクリエイターだったり、ヒルズライフさんとかミーレさんとかタイム&スタイルさんなど良いクライアントさんに恵まれてます。
とはいえ、育児しつつでなかなかフルタイムで仕事ができてないのも現実で、在宅でやれるレシピ系の仕事とか、リモートやレシピ構築から撮影まで任せてもらえるような仕事を増やしたいところなのです。それこそ吉祥寺のアトリエでも撮れるので。
これもうホントお願いになっちゃうんですけどね、うちの妻は身内の色眼鏡もありますが才能あるしいい仕事する人なので、上手に使ってあげて欲しいんです。
妻のInstagramアカウントです。フォローしてくれると夫婦で喜びます。10月からちょっと本格的に運用設計に手を入れて頑張る(予定)
こっちは森のようちえんに通う娘たちの、お弁当特化アカウント。だてに毎日が遠足じゃないです。2〜6歳児のお弁当の作っている数、うちの妻は全国でも良い順位につけると思います。
なんか完全に妻応援のお仕事募集noteみたいになっちゃいました。
長い目で見て、育児もキャリア形成も今すごく大事なところなんですよね。どっちも犠牲にしたくはない。
こうして露出を増やしておいたら、もしかしていいご縁がつながるかも?と、甘い期待を込めて置いておきます。
こんだけ家事も育児も仕事もがんばってるんだし、報われてほしいんだよなぁ。
なんてことを思いつつ、まずは僕自身が芽を出していかなきゃなんですけどね。両方やらなきゃいけないってのは、わかっちゃいるけど大変ですね。