読者の期待と重圧、連載の続かない不幸について
毎日更新して100日目を突破して、ついに3桁の大台に乗った。ひとまずの目的地だったフォロワー1000人 or 連載100日のうち、片方には到着。
次はどこいこうかなー?と思いながら、ちょっと一息つこうと思う。
僕のnoteは最初は #デザインの筋トレ がバズった影響もあって、そっち系の人=デザイン業界界隈のニーズが多かった。実際今でもデザインについての記事、特に技能や思考のトレーニング記事が人気がある。
でも最近、ぜんぜん関係ない日常を書いたものでもスキをつけてもらえたりする。ありがたい。
ネタ切れへの恐怖
言ってみれば #デザインの筋トレ はここ15年くらいで溜め込んだ知識とノウハウのストックを放出している記事だ。このペースで書いて行くと、僕の手元の虎の巻的にはあと3-4ヶ月でネタが尽きるだろう。
多くの作家さんたちが、このネタ切れの恐怖とはいつも格闘していると思う。
例外なくも僕もそうなのだけれど、 #デザインの筋トレ については生涯勉強の身なので、ここで連載することで自発的にネタを集めて考察する習慣がついてきている。
うまいこと回せれば、誰かの役に立ちつつ自分も前に進めるんじゃないか?なんていう甘いことを考えている。情報を消耗される側になって、半年後にはネットの海から消えている可能性もゼロではないけど。
日常ネタはフローなので永遠に書ける
上記の専門技能ネタがストック放出型なのに対して、日常ネタはフロー型だ。
つまり、日々溢れ出て流れ出て行くものをつかまえられれば永遠に書き続けられる。その日にすぐ捕まえないといけないけれど。
#日常の解像度 の記事は、なんでもない愛用する日用品をじっくり調べてその背景や文化に思いを馳せれば書ける。 #父と娘のおやつレポート は1000円札を握りしめて娘とおやつを食べに行けば書ける。日常ネタは、尽きないと言う強みがある。
日常ネタなんてかっこよく書いてみたけど、要するに〝 日 記 〟である。
こんな35歳の妻子持ちおじさん日記にどんな需要があるのかは正直読めないけれど、3ヶ月やってみて世の中にはマニアックな方が777人もいることがわかった。
だから、あんたも好きだねぇ〜!と思いながら日々だらだら書いていこう。健康に生きている限りは毎日がネタの宝庫なので、20分ほどの執筆時間さえとれれば何本でも書けるから楽だ。
読者も作者も不幸にならないために
読者の不幸と作者の不幸について考えた時、一番お互いが不幸になるのはなんだろう?
僕は、それは 休載 だと思っている。
楽しみで続きの読みたい読者と、書きたいけれど何らかの理由で休まざるおえない作者。読む側の時、大好きな作家さんがハイペースで頑張り続けた結果、消耗して長期休載になると悲しくなった事を思い出す。
毎週見ていたものが1週見れないだけでもつらい。それが長期休載ならなおさらだ。ハンター×ハンターとか、ワールドトリガーとか、終わりそうで終わらないドロヘドロとか、決まったペースでいつもそこにあった物が喪失するとツライ。
毎日見ている、ほぼ日の糸井さんのコラム。もしもあれが、ある日突然更新が止まったら?たぶん、なんか心にぽっかり穴のあいた気分になる気がする。
僕は打算的だし単純なので、期待されるとついつい全部にこたえたくなってしまう。フォロワー数とか、スキの数とか、気にしないように意識するけど気になってしまう。増えるほどに頑張らなきゃと思ってしまう。
でも、勢いをつけてがんばって消耗してコケたら、結果的にいろいろな人をガッカリさせちゃうだろう。
そうならない事を祈りつつ、少し上がりがちなペースを抑えて、しばらくはまったりとした日常の事も混ぜていこうと思っています。
オチ?んなもんはない!以上、解散!
※本日は投げ銭おまけ記事はお休みです。土日は読む人も減るので、おまけ記事はナシで思いついたネタを即興で書いたり、ゆるい家族ネタや趣味ネタでとりとめもなくだらけるパジャマスタイルいきます。