平凡で平穏な日々が安穏に続きますように
新しい年が始まりましたね。僕はもともと商売人の家庭に育ったのと、13歳から父が亡くなり母子家庭だったのとで、新年は母が働いてサポートをする家庭でした。
ひるがえって現在、70を超えてなお現役の着付師である母は正月は繁忙期なので着付の依頼を受けて某ホテルやらへ出張。僕は妻と娘2人とのんびりとした元旦を過ごしております。
こうして正月が来るたびにもう20年以上前の1月17日のあの阪神淡路大震災を思い出しますし、同じ年の春先には地下鉄サリン事件があって、続くゴールデンウィークで父親が急遽入院して、その数ヶ月後に亡くなりました。
そんな年の正月もね、本当に普通で平穏だったんですよ。
父、母、姉、妹、そして僕の5人家族の絵に描いたような正月でした。その翌年の正月は喪中で真っ暗で何も覚えてないけどな。
抱負っていうと、ついつい何か新しいことをとか、でかい目標ブチあげて宣誓ー!!!みたいな空気になるけどさ、別にそんな大それた目標掲げなくてもいいんじゃないの?
っていうか、そもそも1年間を平穏無事に生き抜いて、家族っていうパーティメンバーの誰も欠けずに次の年を迎えられるなら、まずはそれでいいんじゃないかな?ダメ?
あたりまえの平穏さを維持したい
今年の抱負も何も、もうここ数年神社で願うことはただ一つですよ。
「また家族全員が揃って健康に新しい年を迎えられてありがとうございます。」ってだけです。これなんも願ってないね、ただ感謝を伝えるだけですね。
欲張ればキリはないし、そりゃ宝くじで7億円とか当たって楽チンな生活とか転がり込んでこないかなー・・・くらいには煩悩にまみれてますけど、あたりまえの日常がぶっ壊れてバラバラになるのを体験していると、ピースが揃っているだけでもラッキーだと思うんですよ。
あぁ、今日も全員生存している。よし!ってね。
仕事がなくても死にはしないけれど、健康と家族は失うと取り戻せないですからね。不可逆な要素ほど維持されるのがあたりまえな前提になりがちですが、健康も家族も意外にアッサリ失うからね。
そんな気持ちでおみくじ引いたら見事に1番の大吉でした。
妻は大吉、長女は小吉、次女は大吉で家族4人中の3人が大吉というラッキーファミリーです。いい年になるといいな。
ちょうど今年はイノシシ年で年男ですし、新規事業も始めますし、法人化の準備もあるし、拠点も増えて下請け的な仕事は全部一回整理しての再スタートです。
そんなわけで抱負らしい抱負は持たないで、両手はあけたままで一歩ずつ2019年を始めたいと思います。今年もよろしくお願いします。
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