ものごとへの解像度の上げ方と基準の作り方
何かのジャンルのことに対して仕事なりで学ばなければいけないとなったら、あなただったらどうしますか?
たとえば、調べるとしましょう。
調べるにしても、文献をあたるのか、ネットで検索するのか、人に聞いてみるのか...
文献にしても図書館などで専門書をあたるのか、Amazonでとりあえず評価のたかそうな本を4-5冊買うのか、選書サービスのようなものを使うのか、いろいろな方法がありますね。
人に聞くにしても、とりあえずの手近なところの知人に聞くのと、基礎知識を踏まえて不明点を専門家に聞くのではまるで違います。
同じ調べ方、学び方でも大きく差が出るところです。
これ、自分で考えて選んでいるように思いつつ、実のところは十数年間の義務教育+高等教育の中でかなり刷り込まれていて、そのパターンで対応をしてしまいがちなのです。
そして人は習慣に支配されてしまうので、スマホで検索して情報にあたるのになれてしまうと、自分で作ったその枠組の外の情報を能動的に取るという選択肢を選ばなくなります。
今日は、そうした思い込みの枠を外す方法をお伝えします。
基準を知るにはまずは量を知る
何か1つのジャンルに対して新しく知見を得ようと思った場合、取るべき選択肢はほぼ一択です。まずは量を知ることです。
これはSNSだろうと、ワインだろうと、コーヒーだろうと変わりません。
そして、知見を得るために量を知るには、ネットの情報だけでは全然足りません。
そのためには、まず情報の地図を作って、情報のありかを考えましょう。
わかりやすく書けばこういうことですね。
時間軸と、距離軸。この2軸をベースに考えます。
時間軸は過去から未来への時間の流れです。
過去に関しては文献も情報も揃っていることが多いです。もちろん、印刷の発明以前になると情報はかなり限定されてしまいますが、必要になる範囲に応じて情報が手に入ります。
未来に関しては予想なので不確かですが、これもトレンド予測やこれからこうなる、ということを言っている専門家はどのジャンルにも一定数存在しています。1人のサンプルではなく、10人くらいの予想を読めばある程度こうなりそうなのかな?という目星もつきますね。
距離軸は至近から遼遠へ。これは物理的な距離です。
それこそ日本国内で、かつ僕がいる東京なら首都圏だけでの情報なのか、それとも地方都市の情報まで見るのか、さらに国の枠から飛び出てアジアではどうなのか?北欧では?欧米では?アフリカでは?
この距離で遠いところの情報をとってくるのは言語の壁や文化の壁があって大変なのですが、だからこそ取る価値があります。
なぜそこが大事なのかを説明しましょう。
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