失敗に先回りなんてしなくていい　#聞いてよ20歳

ハッシュタグ投稿企画を個人開催している人がnoteでも増えてきて、わりとSNSで交流のある人たちがやっていたりするのでたまに覗いているんです。

で、タイミングと自分の中の意識が揃ったらなるべく参加しようと思っていて、頭の片隅に置いておいたら投稿期限を過ぎていたりします...

書くことは無限にあるんだけれど、書く時間が足りないんです。読む時間も、仕事も、家事も育児も、やることは山盛りだから。

でも、これは書いておかなきゃなと思うテーマなので、「 #聞いてよ20歳 」締め切りギリギリすべりこみで書いておきます。

失敗は最高の経験値稼ぎ

現在37歳、20歳から17周まわってみてアドバイスをするなら...即死案件以外の失敗はどんどんしたほうが良いよ、ということに尽きます。

つまり、即死案件へのアドバイス以外は基本的にすべて無視してOKです。

なぜなら失敗に先回りして回避することは、よくない場合も多いから。

失敗を恐れれば挑戦をしなくなり、それは可能性をふさいでジリ貧の道になりがち。

逆に失敗をしても転んですぐに立ち上がって進めれば、失敗の中から得られる経験が大きく生きてきたりします。

ついつい成功する方法、失敗を避ける方法を知りたくなるんですけどね。それは悪手なのでお勧めしません。

むしろ小さな失敗に慣れることで、ガンガン前に進んで転ぶの恐れずにすぐやり始める癖をつけたほうがトータルで良いことが多いです。

そんな中でも避けるべき要素

というわけで、20歳ならまだまだチャンスは無尽蔵なのでどんどん転んですぐ立ち上がって...を繰り返しましょう。

後悔がともなってはじめてモチベーションに繋がることもあるので、アレができなかったとか、コレをやっておけばとか、そういう後悔も含めての失敗経験です。

やってみてダメ　＞＞＞　やらなかった

やらなかった　＞　そもそも知らない

という構図です。

うまくいった！も大事ですけど、中途半端な成功体験よりも、失敗をたくさんコレクションしておいた方があとあと役立ちます。

あとは、迷ったらきつい方を選んでおけばだいたいOKです。

ただし、失敗や後悔の中には支払うコストが高すぎるものがたまに混じっています。

いわゆる即死系や、以後ずっとハンディになる失敗はできるだけ避けたほうがいいです。

具体的には...

・ブラック労働（時間と賃金の不当搾取）
・身体的な後遺症（虫歯から生活習慣病まで）
・精神的な後遺症（躁鬱含むメンタルブレイク）
・人間関係での後遺症（DV、毒親etc...）
・犯罪歴（窃盗など軽犯罪から薬物、殺人etc...）

上記の5つは手に入る経験に対して、リスクがはるかにでかいです。経験した後のデメリットがずっとステータス異常のようにつきまとってくる場合があります。

ですから、若気の至りでちょっとドラッグに手を出すとかは避けましょう。いい事ないです。

あと男女ともに妊娠出産のタイミング、両親の介護や老後の関わり方はイメージだけはしておきましょう。キャリアにも人生にも思いっきり関わってきます。

挑んでおくといい事

「どんどん失敗していこう！」以外にあんまりアドバイスする気なかったんですけど、ちょっとだけヒントを出しておきます。

20歳の時点での、37歳の僕にはないアドバンテージは「時間」です。これはかなり強い。

逆に持っていないのは「経験」や「お金」です。

であるならば、投資すべきは〝時間をかける事で効果が積みあがっていくもの〟に振りましょう。

累積する事で強化できるものはたくさんあるのですが、初期投資ほぼゼロでやれる事の一つはnoteなどのストックの効くSNSでの情報発信です。

これはやっておくとリスクよりリターンのが積み増すほど増えます。言語化する習慣をつけましょう。

次に、読書と旅行。

これはちょっとお金かかりますが、読書はコスパが良く、情報発信とセットにして本を読んで感想を自分なりにまとめるのを繰り返すと読解力と構成力が伸びます。

そして読書での成長は坂道ではなく階段状なので、ある日ぐっとレベルアップする日がきます。伸び悩んでも続けましょう。

ジャンルは小説や古典の名作も含めつつ、ビジネス書やベストセラーなど喰わず嫌いしないのがオススメです。

評価の定まった古典はだいたい外れがないので、トレンドばかり追うより古典から最新まで色々と読むのが良いですよ。

旅行は歳を重ねてからでもいけますが、30歳で感動するのと20歳で感動するのでは全然価値が変わります。

30歳で初めて行くのは20歳で行くのと比べて、感動した後の10年間という経験値×時間のアドバンテージを失うことになります。

写真を見て行った気になれるくらい映像も写真も出回っている世の中ですけど、現実での体験にはかないません。いろいろな世界を見に行ってきましょう。

海外じゃなくても、日本国内でもいいんですよ。大きく移動して現地へ行ってみる経験が大事です。

時間の値段はあがり続ける

20歳のあなたは、20歳のあなたの1時間を2000円くらいでずっと買い続けていると思ってください。

そしてその値段は、これから進むほどに上がり続けます。

30歳なら1時間3000円。40歳なら1時間4000円。。。

同じ時間でも、余生が減るほどに1時間が貴重になって行きます。

これから体感する1時間はどんどん短くなっていきます。老いとはそういうものであり、誰もがこの効果からは逃れられません。

だからこそ、時間のコストがお得なうちにどんどん失敗していきましょう！

楽しい未来が作れることを願っています。

なぜ日曜だけ子供は早起きなのか？
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