自分に見えているだけが、世界じゃない
自分の目だけでは、背中が見えない。
自分は自信満々でも、外から見たら滑稽かもしれない。
実際に目にしなくては、結局想像の域を出ない。
目が曇っていても、自ら気づくことは難しい。
そもそも、自分が見えていると勘違いしている可能性すらあるのだから。
私という存在。
己の形。
自分を内と外からよく観る。
それを続ける。
他人も同じ。
必ず自分が捉えられていないものがある。
常識を疑う。
当たり前を作らない。
いつも観て、変化を捉えておく。
変化するものと、しないもの。
どちらも認識することで、大切なものの輪郭が見えてくる。
自分は、世界であり、自然の一部。
自分を知りたいなら、世界を、自然を知るのが良い。
寝転んで空を見上げ、ビルの屋上から地上を見下ろす。
逆に、大地の安定感、空の近さを見るのも良い。
視野を拡げると、昨日見ていた景色が、少し違っていることに気づく。
僕たちは、観測者であり、観測される者。
そして、観察することは、生きることなのだと思う。
事実から目を背けてはいけない。
あなたが、あなたでなくなってしまうから。
自分が自分で居るために、僕は僕を観続ける。
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