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フリーランス営業になる9つの課題
あなたも、会社員として様々な営業経験を積み、これからフリーランス営業としてステップアップしようと考えているのではないでしょうか。
長きにわたって続いている新型コロナウイルスの影響もあり、働き方の多様化が猛スピードで進んでいます。
その中で、「会社に所属して会社員で働くこと=安定」とは限らないと考える方が、非常に増えました。そんな現在であるからこそ、今こそフリーランス営業として自分の力で仕事をしたいと思う方が多くなっているのです。
しかし、いざ、フリーランス営業としてやっていくと決めて準備をしていても、不安に感じることやその不安に伴う課題は必ず見えてきます。
今回は、そんなフリーランス営業になるための課題、解決していく方法を9つご紹介します。
今、あなたがフリーランス営業になるために不安に思う課題をしっかりと解決することこそが、フリーランス営業としての成功に繋がっていきます。
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フリーランス営業の課題1
不安定な収入、完全歩合の不安
フリーランス営業と聞いた時に、誰もが思い当たるのが、収入面の不安ではないかと思います。
毎月の成果に限らず毎月決まった給料が支払われる会社員とは違い、フリーランス営業は成果次第で給料が変わる完全歩合制です。つまり、成果が0であれば給料も0になります。
家賃や携帯料金、移動費など、毎月の固定した出費額は変わらないため、収入が安定するまでは貯金でやりくりする方も。
そういった不安定な収入や完全歩合の不安があり、フリーランス営業を諦めてしまったり、なかなか踏み込めないという人も多いのが現状です。
しかし、その不安は自分の気持ちや行動で必ず払拭することが出来ます。フリーランス営業として、自らが営業しやすい環境を作り出すと決意して、行動を起こしましょう。
基本的なことですが、一つのクライアントと真摯に向き合い、信頼してもらえる関係を作ることを意識しておくだけでも関係性が変わってきます。
会社の一員として見られる会社員とは違い、フリーランス営業は一個人として見られます。メールや訪問のアプローチに加えて、一つ一つの行動を丁寧に行うことが、案件の長期継続や今後の収入面での安定にも繋がっていきます。
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これまで、会社員として様々な営業経験を多く積んできた方が多いと思います。ですから、自分の得意な商材や領域に関しては、売れると自信を持っているでしょう。
しかし、フリーランス営業には、売っていく商材や領域の縛りは一切ありません。
得意な部分で勝負していくことも一つですが、いかに商材や領域に縛られずに売っていけるかということが、将来的にすごく大切になります。
なぜなら、時代がどんどん変わっていく中で、5年後や10年後はもちろん、2年後ですら、今売れている商品が売れているとは限らないのです。
いかに、未経験の商材や領域の知識も付けておき、いざ今の商材が売れなくなる時のために準備をして、知識をアップグレードし続けることが重要です。
知識をアップグレードし続けることを前提に、まずは、自分の得意な商材や領域から売っていくと良いでしょう。
実績で契約を掴み取っていくことはもちろん、最初は人脈やエージェントから紹介してもらい、どういったものが売れているのかを知ることも大切でしょう。
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フリーランス営業の課題3
どう売ればいいか分からない
今まで経験してきた商材や領域であれば、どう売っていくことがベストなのかあなた自身が一番分かっていると思います。
フリーランス営業が扱う商材や領域は、決められているものではなく、その時代で求められているものに合わせて変化し、その変化に合わせて自らが動いていく必要があります。
そのため、未経験の商材や領域になると、フリーランス営業の誰もが、どう売れば良いか分からなって当たり前です。
だからこそ、大切になるのが「どう売ればいいか分からない」と感じるタイミングです。
時代の変化に伴い、いざ、新しい商材を売らなければいけなくなった時に感じるのか、時代の変化を常に先読みして、どう売れば良いか分からないと事前に感じて知識を付けておくのか、では全く違います。
つまり、未経験商材や領域に対して、事前に知識を身につけてどういった方法で売ることがベストなのか、どういった売り方をクライアントが求めているのかを準備しておくことが重要です。
そうすることで、売り方で失敗したとしても、経験としてアップデートされ、フリーランス営業として自分の売り方を確立することが出来るようになります。
知識を身に着けることが大切であると分かっていても、フリーランス営業駆け出しの頃は、他のことで頭がいっぱいになり、なかなか意識することが出来なくなります。
今、改めて意識しておくことで他のフリーランス営業と差をつけることが出来るでしょう。
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フリーランス営業の課題4
雑務に追われる
会社に所属する正社員の方も、必ず営業以外の雑務の時間はあります。ですが、事務を担う方が居たり、経理を担う方が居たりと業務が分担された中での雑務でしょう。
しかし、フリーランス営業は、経理から事務のような仕事はもちろん、他の細かい雑務まで全ての業務を一人で担うことになります。
そうなると、営業仕事以外の時間が会社員時代よりも大幅に増えてしまい、時間に追われてしまうことも多いです。
また、ハイパフォーマーのフリーランス営業ほど雑務に追われます。
なぜなら、一件の商材を受注することで、事務作業も受注1件分のボリュームが発生するからです。つまり、商材の規模感に合わせて、事務作業も増えていきます。
具体的には、申込書の回収や請求書の発行、入金の確認、それに伴う管理をするリスト作成などです。
例えば、販売する商材が代理店管理の商材であれば、メーカーさんへの発注やお支払いも発生します。資料作成一つ取っても、データで欲しいと言うクライアントから、資料を郵送してほしいというクライアントまで様々です。
売れれば、売れるほど雑務の量がどんどん増えていくのは仕方ないことです。
ですから、だらだら仕事をするのではなく、しっかりと時間を決めて雑務仕事を行い、生産性を上げることを軸に業務内容を考えていくことが重要です。
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フリーランス営業の課題5
孤独で寂しい
会社に所属する正社員には、同僚や上司が居るのでなかなか孤独や寂しいといったことを感じないと思います。
それは、同僚や部下、先輩に相談をしながら仕事を進めたり、ランチをしたりとコミュニケーションを取れる環境がすぐにあるからです。時には、愚痴を言ったり、ストレスを発散することもあるでしょう。
しかし、フリーランス営業になると、同僚や上司、後輩はもちろん全て存在しません。
確かに、会社員の時はコミュニケーションがいつでも取れるが故に、人間関係でのストレスを感じ、一人で仕事が出来ればと思う人もいます。
ですが、相談をしたり、弱みを出してストレスを発散するという環境が一切なくなってしまうと孤独を強く感じるのです。そのため、発散出来る場所を自分で見つけ出すことが大切です。
フリーランス営業だからこそ、コミュニティーで人間関係を築いたり、人との関わりを絶やさないようにしましょう。
常に、相談が出来るフリーランス営業の仲間が居るだけで非常に心強く、一人で仕事をしている感覚や孤独も感じなくなっていくことが出来ます。
この、フリーランス営業ならではの孤独を乗り越えていくことは、今後フリーランス営業として長く活躍していく中での大きな課題と言えます。
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フリーランス営業の課題6
社会的信用・信頼が低い
フリーランス営業は、会社員のように会社という名前を背負って営業を行うことはありません。
どれだけ営業の経験があったとしても、一個人として活動することに変わりはありません。
そのため、社会的信用・信頼が低いという課題に必ずと言っていいほどぶつかります。
例えば、すでにクライアントと繋がりがあり営業活動をする場合は、人間関係がある状態からのスタートなので信用がないという問題はありません。
しかし、フリーランス営業をやっているとなかなか新規営業を成約に繋げることが出来ない壁に直面します。それは、フリーランス営業と聞くと、社会的信用がないのではないかと思われてしまうことが理由の一つなのです。
もちろん、新規営業はフリーランス営業に限らず、クライアント側は何かを売られるかもしれないといった気持ちを持ちながら商談の場に臨んでいる場合がほとんどです。
そのため、会社に所属しているバックグラウンドがある会社員は、やはり信用という部分で見た時に強いのです。
また、名刺交換を行うときも会社員は、会社に所属しているということが一目で分かるため、会社の信用性も相まってクライアント側は安心します。
フリーランス営業の中には、屋号もなく個人名のみで連絡先もフリーアドレスと携帯電話のみの方も居ます。しかし、そのような名刺を受け取ったクライアント側からすると、とても不安になってしまいます。
しかし、その不安をクライアント側が口にすることは少なく、理由も分からずに受注に繋がらなかったということも多いのです。
実績はもちろん、名刺なども信用を得ることに着目して準備すると良いでしょう。
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フリーランス営業の課題7
キャリアUP・成長を実感しにくい
フリーランス営業は、商材に関する知識をどんどん深掘りしていくことが出来ますが、キャリアUPのような横に広がっていくことをなかなか実感することが難しいのが現状です。
フリーランス営業として、営業の幅を広げながら活動していくともちろん営業力も上がっていきます。
より早く、効率の良い方法で商材を売れるようになり、フリーランス営業として経験を積めば積むほど、初めよりも単価を上げて活動していくことも可能です。
会社員の場合、自分の営業力に力がつくと、主任のようにリーダーポジションを任されるようになったり、多くの部下を持ったりと、スキルアップに合わせて、自身の成長を感じることが出来ます。
また、大きな会社になってくると、ジョブローテーションという、一人ひとりに合った人材育成を行うための戦略な人事異動を行うこともあります。つまり、会社員は会社として、自分のスキルに合った横の展開ができるように用意がされているのです。
ですが、フリーランス営業の場合は、ひたすら自分が出来ることをやるといった構造で仕事をしてしまうことがほとんどです。結果的に、キャリアUPを実感しにくい課題があります。
フリーランス営業がキャリアUPや成長を実感するためには、会社員時代のキャリアUPとは切り離して考え、自分だけのキャリアUPとは何かを探し出していきましょう。
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フリーランス営業の課題8
労働集約から脱却できない
フリーランス営業は、成長実感を持ちづらいため、売り続けることに力を入れる働き方になってしまいがちです。
フリーランス営業というのは、自分自身が働いている時には当然収入は入ってきます。
ですが、仮に仕事がストップしてしまうような出来事が起こった時、それに伴って収入はゼロになります。
確かに、20代や30代などであれば、ライフスタイルに大きな変化が起きることが少ないため、自由に働けるフリーランス営業は充実していて働くことが楽しく、仮に収入がゼロになっても貯蓄でどうにかなると思うかもしれません。
しかし、結婚をしてお子さんが出来たり、もう少し歳を重ねて両親の介護などをしなくてはならなくなった時など、ライフスタイルが大きく変わってきた時のことを考えると、少なくとも焦りが出てくるはずです。
そのため、フリーランス営業として長く働いていくためには、自分が労働集約から脱却するかどうかが非常に大事なことになってきます。
そこで、代理店を作るなど、自分が動かなくても収入が入る仕組みを構築していくことが重要です。確かに、大きな資本を投資することになるため、簡単なことではありません。
今すぐにではなくとも、強固な基盤を構築することを頭に置きながらフリーランス営業として働いていくことで将来的にあなたのフリーランス営業としての優位性を築くことに繋がります。
まずは、日々の細かい作業を仕組み化するところから始め、徐々に仕事の仕組み化を増やしていくことが結果的に労働集約からの脱却に繋がっていきます。
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まとめ
フリーランス営業で成功したいと考えながらも、様々な課題やリスクを考えてしまうのは当たり前のことです。
フリーランス営業として、仕事を安定的に獲得していくまでにも時間を要することも事実ではあるため、なかなか踏み出せずにいる方もいるでしょう。
しかし、働き方が多様化した今の時代、フリーランス営業という働き方は、自分を更にステップアップさせ、営業力を伸ばして確立していくことが出来ます。
フリーランス営業だからこその課題は必ず付きまといます。また、常に一人で全ての課題や不安を払拭することにも限界はあります。
そこで、おすすめしたいのが、フリーランス営業のマネジメント会社に所属することです。
私たちヴァンテージポイント株式会社は、その稀有なマネジメント会社1つとして、課題を解決する方法を提供し、常にアドバイスが出来る存在としてフリーランス営業の皆さんをサポートしています。
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