求人広告営業からフリーランス営業に変わるといくら稼げるのか
会社員の求人広告営業として、キャリアを積んでいくなかで、働き方が多様化した今、フリーランス営業に変わることを考えている人もいるのではないでしょうか。
私も実際に、求人広告営業からフリーランス営業に転身してこれからのキャリアを歩んでいきたいという人を数多くみてきました。
そんななかで、不安に感じていることを聞くと、8割の求人広告営業マンが、どれだけの収入を稼げるのかということを挙げます。
確かに、フリーランス営業に変わるということは、求人広告営業の頃のように安定した収入を稼ぐことは出来なくなります。
そういったことから、思い描いていたような収入を得られず、もう一度会社員に戻ることを選択するという人も多いです。
ですが、求人広告営業と比べるとフリーランス営業は、自分が頑張った分だけの収入を得ていけるというのも事実です。
今回は、フリーランス営業として1000万円以上稼いでいくためにはどうすればいいのか、また、実際に求人広告営業からフリーランス営業に変わるといくら稼げるのかをノウハウを交えながらお伝えしていきます。
求人広告営業の年収レンジ
まずは、求人広告営業の年収レンジをみていきましょう。
年収が高いと言われている求人広告営業の平均年収は、約350万円〜700万円前後が基本です。
また、初任給が約23万円程度から始まり、年数を重ねてキャリアを積んで行ったときの月収の相場が約36万円です。
求人広告営業の年収幅は会社によっての変動が大きいですが、会社に属していると年齢やスキルが上がっていくとともに年収も上がっていく傾向にあることが多いです。
そのため、キャリアのステップアップが描きやすいといえるでしょう。
ただ、会社に属し求人広告営業としてキャリアを描いていると、自分の働きに見合った収入ではないと感じたり、努力をして成果を挙げていてもその分の年収をあげていくことに限界を感じる人も多いのが現状としてあります。
求人広告の営業は会社の売り上げに大きく関わってくる職種なので、年収がなかなか上がらないことに歯がゆい思いをしている人も多くいるでしょう。
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フリーランス営業の年収レンジ
フリーランス協会の調べによると、フリーランス営業の年収レンジは約200〜600万未満が7割ほどを占めています。
細かくみていくと、年収200万未満が約23%、年収200〜400万未満が約26%、年収400〜600万未満が約18%になります。
この結果だけをみると、会社に属する求人広告営業と比べてフリーランス営業として余裕を持った生活が送れるくらい稼ぐことは、簡単ではないという事が分かるのではないでしょうか。
確かに、フリーランス営業は、確かに自分が働いた分が全て自分の年収になりますが、安定的に収入を得ていこうとすると、想像以上にフリーランス営業として努力を積み重ねていかなければなりません。
ですが、プラスに捉えていくと、求人広告営業のように、年齢やキャリアなどは関係なく稼ぐ事ができるので、会社員以上の年収を稼ぐことも可能であると言えるでしょう。
ただ、フリーランス協会の調べでみていくと、年収1000万以上稼いでいるトップフリーランス営業はごく僅かです。
フリーランス営業といっても、業界によって年収が大きく異なる結果が出ていることから、自分の得意な分野をなるべく早く見つけて顧客基盤と専門領域を作っていく事がとても重要です。
また、フリーランス営業の取引先が法人であれば、高い年収を稼いでいく事が出来ます。
やはり、会社員と比べて、自分の年齢などは関係なく、頑張った分だけ稼ぐ事ができるということがフリーランス営業の一番の魅力です。
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会社員vsフリーランスの働き方比較
まず、1つめに大きく違うことは、フリーランス営業と会社員の働く時間や場所の違いです。会社員は、基本的に決められた時間や曜日に会社に出社して仕事をするスタイルです。
今では、フレックスタイム制を取り入れる会社も多いですが、必ず働かなければならない時間帯のコアタイムが設けられている事がほとんどです。
一方で、フリーランス営業は、自分の好きな時間と曜日で働くことができ、会社員のように働かなければならない総勤務時間も決められていません。
また、フリーランス営業は、自分のコンディションによって仕事をする場所も変える事が可能になるので、常に「生産性の高い仕事」をすることができるようになります。
ですが、自由に働く時間や場所を選択できる分、フリーランス営業として、着実に契約に繋げられるよう、常に自分を律しながら働く必要があります。
次に大きな違いを挙げると、会社員の場合は会社で売る商材が決まっている一方で、フリーランス営業は売らなくていけない商品は決まっていないので、「自分が売りたい商材」を選択して売ることができます。
あなたが売りたいと思う商材や得意な商材を選んで売ることができます。
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会社員のままが向いている人とは
ここまで聞くと、自由に商材を選べて自由な時間や場所を選択して働く事ができるフリーランス営業に魅力を感じる人も多いと思いますが、私から見て、逆に会社に属する求人広告営業のままが良いと思うタイプの人が居るのも事実です。
私が思う会社員のままが向いている人は、受け身で仕事をしていて自分で考える事が出来ない人とそれに伴う行動力が出来ない人です。
会社員として求人広告営業をやるということは、基本的に会社から与えられる仕事をこなしていくというスタンスになります。
また、会社という環境は、どれだけ仕事をサボりたくても、サボれない環境が用意されています。
なので、“いつかやる”、“そのうちやる”というように、やらなければいけないことを後倒しにしてしまう人は会社員のまま求人広告営業を続けた方が絶対に良いと言えます。
それは、フリーランス営業として稼いでいくためには、一つ一つの仕事を自ら計画的に考える事ができて、次々と素早く実績を挙げていくことが必須であるからです。
つまり、自分で考えて行動する事が苦手であったり、自分の意思がブレてしまうことがある人はフリーランス営業には向いていません。
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フリーランス営業に向いている人とは
営業代行フリーランスに向いている人の特徴として挙げられるのが、豊富な求人広告営業としての経験や実績を積んでいることはもちろん、自分で考えて行動でき、今ある時間を全て犠牲にしてでも、フリーランス営業に向き合える覚悟がある人です。
なので、今現状、会社員として求人広告営業を行なっていても、どうしたら最大限の売り上げを作れるのかを考える事ができ、考えたことを自発的に行動に移すことができる本気で求人広告営業という仕事に向き合っている人は、フリーランス営業に移行することで自分の力を縛られることなく最大限に発揮する事ができます。
自由に商材や営業スタイルを選択することができるフリーランス営業だからこそ、求人広告営業としての豊富な営業経験や社内での営業売上1位を目指している志が発揮できると思っています。
また、フリーランス営業としての実績を積んでいく場合、クライアントとなる企業は一番に今までの営業実績を重視する傾向にあります。
そのため、求人広告営業として、会社員時代に出した営業売上やそれに伴う社内での評価など大きなアピールポイントがあると、フリーランス営業として有利になります。
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フリーランス営業になる方法1:正社員と同じ扱い
次に、実際にフリーランス営業になる方法を大きく4つ紹介していきます。まず、フリーランス営業になる1つめの方法が、正社員と同じ扱いで働くというやり方です。
フリーランス営業としての肩書きがありながらも、正社員と同様に出社義務があるということになります。
なので、自由に働く場所を決めたり、自分の好きな時間に働くことはできませんが、フルコミッションになるので、自分が稼いだ分だけ報酬を得る事ができます。
ですが、フリーランス営業として、正社員と同じ扱いで働くというやり方は、経営者という立場ではなく、ずっとプレーヤーであり続けなければなりません。
収入面の不安から、フリーランス営業になることを決めかねているという人は、成果の分だけ稼げるのでメリットが大きいですが、自分の働きやすさを実現するには難しい選択だと言えます。
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フリーランス営業になる方法2:個人直契約
フリーランス営業になる2つめの方法が、個人で企業と契約を結んで働くというやり方です。
まず、この個人直契約というやり方でフリーランス営業になるには、自らが企業に営業活動を行い、クライアントを開拓していく事が必須です。
実は、フリーランス営業として最も稼げるのがこの個人直契約です。
私自身、フリーランス営業として年収5000万円稼いでいた時も個人直契約で仕事を獲得して営業を行なっていました。
このやり方は、フリーランス営業として、自分の好きなクライアントを獲得して、好きな時間で好きな場所で働くことを実現できる方法です。
ですが、案件開拓にかなりの時間と手間がかかるため、現状として顧客基盤がなかったり、専門領域を開拓できていない求人広告営業は、自分が稼ぎたい年収を稼ぐまでに非常に苦労するでしょう。
また、営業活動に加えて、請求業務や事務作業も全て自分でやらなければなりません。自分が働いた分だけ稼ぐ事ができる反面、精神的なプレッシャーや体力面もかなりの覚悟が必要な方法と言えます。
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フリーランス営業になる方法3:エージェントやプラットフォーム経由の契約
フリーランス営業になる3つめの方法が、エージェントやプラットフォーム経由で契約を結んで働くというやり方です。
今の時代、仕事を紹介してくれるエージェントやプラットフォームは多く存在しています。自分の営業スタイルやフリーランス営業としての目標にあうエージェントやプラットフォームに登録して案件を獲得していきます。
エージェントやプラットフォームを介して契約できるということは、様々な面で安心感がありますが、基本的に待ちのスタイルになるので、そもそも希望する案件がない場合や、企業から案件を紹介してもらえない場合は、次の打ち手がないということにもなりかねません。
また、中間マージンとして手数料が発生してくる方法になるため、フリーランス営業としてクライアントが支払った金額を全て受け取ることができないということも知っておきましょう。
さらに、エージェントやプラットフォームを利用して獲得したクライアントとの関係は、あなたがフリーランス営業としてのスキルを挙げていく上で必要になる顧客基盤にはならないため、常にクライアントを探し続ける必要があります。
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フリーランス営業になる方法4:マネジメント会社所属
フリーランス営業になる4つめの方法が、マネジメント会社に所属し、フリーランス営業として働くというやり方です。
私の経験上、求人広告営業からフリーランス営業になろうとしている人に一番おすすめできる方法です。
なぜなら、個人直接契約やエージェント、プラットフォーム利用では解決できない問題や悩みをマネジメント会社に所属することで解決できるからです。
求人広告営業がフリーランス営業に変わるにあたっての不安として一番多かった収入に対する不安も「フルコミッションで働いていく」か「固定報酬+インセンティブ」で働いていくかを選択する事ができるので、マネジメント会社に所属することで解消する事ができます。
また、「粗利率が高い商材」や「サブスクリプションモデルの商材」など、時代にあった稼げる商材を得ることができるのも収入面での不安を解消できる理由の一つです。
他にも、フリーランス営業として稼ぐためのトレーニングを受けることができることや、営業以外の事務作業などの雑務を代行してくれること、フリーランス営業の仲間を作ることが必然的にできるといったところがマネジメント会社に所属する強みです。
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フリーランス営業になる方法を選ぶ基準
ここまでフリーランス営業になる方法を4つお伝えしてきましたが、いざ自分で選ぶとなると迷ってしまうのは当然のことです。
求人広告営業から、フリーランス営業になる方法を選ぶ基準としては、まず、自分がフリーランス営業になるにあたってどんな不安があるのかを洗い出してみましょう。
それが、安定した収入が得られるかどうかなのか、自分の時間軸で仕事をしていけるかどうかなのか、社会的信用がなくなるかもしれない不安なのか、人それぞれだと思います。
その上で、自分がこれからフリーランス営業としてどうなっていきたいのかという指標を月単位でとにかく細かく出してみましょう。
そうすると、フリーランス営業になる上での不安を解消して安心して働く事ができる選択肢がそれぞれ出てくるはずです。
フリーランス営業はこれまで得た知見、スキルを切り売りする側面があるため、今まで求人広告営業として培ってきたスキルや知識がどこまで通用するのかを客観的に見ていくこともとても重要になります。
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まとめ
ここまで、求人広告営業からフリーランス営業に変わるといくら稼げるのか、また、フリーランス営業になる方法をお伝えしてきました。
私自身、実際にフリーランス営業として年収5000万円達成するまでの道のりを振り返って、おすすめするのは、フリーランス営業としてのサポートを行なってくれて営業に集中する環境を作ることができるマネジメント会社に所属する方法です。
ぜひ、フリーランス営業として活躍している仲間と一緒に高みを目指していきましょう。
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